「うちの子も、治ったんだから」
ありがたいことに、数年に渡って、交流させていただいている方達がいます。
定期的にお会いしたり、メールでのやりとりを通して、お互いの近況報告や、ときに一緒により良い方法を考えたりしています。
交流させてもらえる時間が長くなるほど、子ども達の変化だけではなく、親御さん達の変化にも気がつきます。
最初の頃は、切羽詰まった感じ、将来の不安で苛まれている感じがしていて、我が子、いや、正直、自分のことしか見えていなかった親御さんもいらっしゃいます。
それは当然ですし、自然な姿だと思います。
でも、少しずつ頭と気持ちが整理されてきて、そして何よりも、我が子にちょっとでも良い変化が見られてくると、親御さん自身も定まってくる感じがします。
表情や雰囲気、声や文面に、「定まり」を感じると、そこから一気に進んでいくような印象を受けます。
子どもさんが季節や変化に翻弄されたり、良くなる⇔悪くなるを繰り返すのは、発達の土台が不安定だから、という理由もありますが、親御さん自身が定まっていない、という場合もあります。
案外というか、それが自然だといえるのかもしれませんが、親子はやっぱりシンクロします。
「子どもが大変なんです」と言っている、その親御さんの方が大変だったりするのは、よくあることです。
私は、家庭支援を中心に仕事をしていますが、親御さんが定まれば、ほとんど仕事は終わったようなものです。
上記のように、親御さんが不安定だと、お子さんも不安定になることもありますが、反対に、親御さんが「これだ!」と定まったあとの凄まじさはありません。
他人の子がどうだろうとも、専門家がとやかく言おうとも、「私は信じる道を行く」「私は、この子の成長と自立と幸せのために、なんだってする」と腹が決まる。
そうすると、不思議と子どもさんも落ち着いてきたりするのです。
本人を抜かして、一番側にいる環境である親御さん、家族。
その親御さんが定まると、子も定まり、共により良い方向へ向かって走りだします。
親御さんが後押しし、それにお子さんが応える。
子どもの成長を感じられるから、ますます後押しが頑張れる、そういった良い歯車が回りだす。
でも、最初の最初、不安定な親御さんには、ちょっとでも良い変化を感じられることが大事です。
そのとき、子どもさんの力を信じるのも良いのだけれども、そこで、そっと手を出すのが支援者の仕事。
不安定な親御さんを支えつつ、アイディアを提供する。
そこでやってみて、行動に移してみて、ちょっとでも良い変化が見られれば、親御さんは落ち着き、そして持っている親として、一番側にいる環境としての素晴らしさを発揮することにつながっていきます。
だからこそ、私の仕事は、だいたい1回でお役御免になるのです。
切羽詰まり、我が子も見えない状態だった親御さんが、腹が決まり、子どもさんの発達、成長を後押しするようになる。
そして、いつしか、「あのときの大変さはなんだったのか」と思えるくらいに、子ども達が成長していく。
そうすると、親御さんの気持ち、見る方向が広がっていきます。
「うちの子も、治ったんだから、他の子にも、知ってほしい、届けたい」
我が子だけではなく、これからの子ども達にも、会うことはないかもしれないが、同じ時代を生きる子ども達にも、治ってほしい、より良く育ってほしい、という想いが溢れてくる。
我が子が治っていく様子を、我が子がより良く育っていく姿を、一番側で見ていた親御さん達。
その親御さん達が、同じ想いを持ち、それを願っている次の世代の親御さん達と繋がっていく。
そうすれば、もっと、社会の中で自分の資質を活かして生きていける子ども達が増えていくと思います。
これこそが、自然な形の親御さん同士の繋がり合いです。
そういった自然な交流、「治る」「より良く育つ、育てる」で、多くの親御さん達が繋がっていければ、私も嬉しく思います。
切羽詰まって、我が子の姿が見えないくらいだった親御さんが、いつしか、そういった親御さんを支え、定まることの後押しをする存在、そして「あの親御さんのお子さんのように育ってほしい」「あのように育てたい」という希望になる。
そんな姿を想像すると、我が子を治すことは、未来の子ども達を治すことに繋がっているのではないか、と思います。
いつしか本当の意味で、子育ての中だけで治せる時代、治るのが当たり前になる時代がやってきてほしい、と願っています。
*福岡出張の件ですが、今のところ、二家族がほぼ確定です。
ただ、他にも数件、お問い合わせを頂いていますし、他県からも問い合わせがありますので、まだ検討中です。
福岡県内で収まりそうなら、6月に。
他県にも伺うとなれば、夏休み、一定期間、九州に滞在して回ることも考えています。
6月なら、そろそろチケットの手配もしないといけないのですが、あと2,3日、お待ちしたいと思いますm(_ _)m
定期的にお会いしたり、メールでのやりとりを通して、お互いの近況報告や、ときに一緒により良い方法を考えたりしています。
交流させてもらえる時間が長くなるほど、子ども達の変化だけではなく、親御さん達の変化にも気がつきます。
最初の頃は、切羽詰まった感じ、将来の不安で苛まれている感じがしていて、我が子、いや、正直、自分のことしか見えていなかった親御さんもいらっしゃいます。
それは当然ですし、自然な姿だと思います。
でも、少しずつ頭と気持ちが整理されてきて、そして何よりも、我が子にちょっとでも良い変化が見られてくると、親御さん自身も定まってくる感じがします。
表情や雰囲気、声や文面に、「定まり」を感じると、そこから一気に進んでいくような印象を受けます。
子どもさんが季節や変化に翻弄されたり、良くなる⇔悪くなるを繰り返すのは、発達の土台が不安定だから、という理由もありますが、親御さん自身が定まっていない、という場合もあります。
案外というか、それが自然だといえるのかもしれませんが、親子はやっぱりシンクロします。
「子どもが大変なんです」と言っている、その親御さんの方が大変だったりするのは、よくあることです。
私は、家庭支援を中心に仕事をしていますが、親御さんが定まれば、ほとんど仕事は終わったようなものです。
上記のように、親御さんが不安定だと、お子さんも不安定になることもありますが、反対に、親御さんが「これだ!」と定まったあとの凄まじさはありません。
他人の子がどうだろうとも、専門家がとやかく言おうとも、「私は信じる道を行く」「私は、この子の成長と自立と幸せのために、なんだってする」と腹が決まる。
そうすると、不思議と子どもさんも落ち着いてきたりするのです。
本人を抜かして、一番側にいる環境である親御さん、家族。
その親御さんが定まると、子も定まり、共により良い方向へ向かって走りだします。
親御さんが後押しし、それにお子さんが応える。
子どもの成長を感じられるから、ますます後押しが頑張れる、そういった良い歯車が回りだす。
でも、最初の最初、不安定な親御さんには、ちょっとでも良い変化を感じられることが大事です。
そのとき、子どもさんの力を信じるのも良いのだけれども、そこで、そっと手を出すのが支援者の仕事。
不安定な親御さんを支えつつ、アイディアを提供する。
そこでやってみて、行動に移してみて、ちょっとでも良い変化が見られれば、親御さんは落ち着き、そして持っている親として、一番側にいる環境としての素晴らしさを発揮することにつながっていきます。
だからこそ、私の仕事は、だいたい1回でお役御免になるのです。
切羽詰まり、我が子も見えない状態だった親御さんが、腹が決まり、子どもさんの発達、成長を後押しするようになる。
そして、いつしか、「あのときの大変さはなんだったのか」と思えるくらいに、子ども達が成長していく。
そうすると、親御さんの気持ち、見る方向が広がっていきます。
「うちの子も、治ったんだから、他の子にも、知ってほしい、届けたい」
我が子だけではなく、これからの子ども達にも、会うことはないかもしれないが、同じ時代を生きる子ども達にも、治ってほしい、より良く育ってほしい、という想いが溢れてくる。
我が子が治っていく様子を、我が子がより良く育っていく姿を、一番側で見ていた親御さん達。
その親御さん達が、同じ想いを持ち、それを願っている次の世代の親御さん達と繋がっていく。
そうすれば、もっと、社会の中で自分の資質を活かして生きていける子ども達が増えていくと思います。
これこそが、自然な形の親御さん同士の繋がり合いです。
そういった自然な交流、「治る」「より良く育つ、育てる」で、多くの親御さん達が繋がっていければ、私も嬉しく思います。
切羽詰まって、我が子の姿が見えないくらいだった親御さんが、いつしか、そういった親御さんを支え、定まることの後押しをする存在、そして「あの親御さんのお子さんのように育ってほしい」「あのように育てたい」という希望になる。
そんな姿を想像すると、我が子を治すことは、未来の子ども達を治すことに繋がっているのではないか、と思います。
いつしか本当の意味で、子育ての中だけで治せる時代、治るのが当たり前になる時代がやってきてほしい、と願っています。
*福岡出張の件ですが、今のところ、二家族がほぼ確定です。
ただ、他にも数件、お問い合わせを頂いていますし、他県からも問い合わせがありますので、まだ検討中です。
福岡県内で収まりそうなら、6月に。
他県にも伺うとなれば、夏休み、一定期間、九州に滞在して回ることも考えています。
6月なら、そろそろチケットの手配もしないといけないのですが、あと2,3日、お待ちしたいと思いますm(_ _)m
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