【No.1240】メディアリテラシーと自閉症
メディアリテラシーとして、「フェイクニュースを見分ける」が挙げられることが多いですね。 しかし、この「フェイクニュースを見分ける」自体が、フェイクだと思うのです。 「フェイクニュース」というのは、ある意味、レッテル貼りであり、そうやって切り捨てた先には思考停止があります。 当初「フェイクだ」なんて言っていましたが、接種後のmRNAはすぐに分解されることなく、数か月間、体内の臓器に残り続けていたことが明らかになりました。 人間には未来を視る能力はありませんので、物事がはっきりと白か黒かなどと言い切ることはできません。 人間も、科学も、失敗をしながら、過去に学び、過去を反省しながら少しずつ改善していくしかないのだと思います。 私が考えるメディアリテラシーとは、フェイクかどうかを見分けるのではなく、報道されていない情報から真実を推察することだと考えています。 コロナで散々学んだはずなのに、同じような出来事でいえば、20年前のイラク戦争を思い出せばわかりますが、一方的な報道には危険性が伴っているといえます。 当時を振り返れば、政治も、メディアも、世の中の空気も、悪いのはフセイン大統領で軍事的にたたくこともやむなしという雰囲気でしたね。 しかし大量破壊兵器は見つかりませんでした。 今回も、プーチンが極悪人のように語られていますが、どうしてNATOがドイツのラインから出て東側に勢力を伸ばしてきたのか、そしてそのNATOを使ってロシアにプレッシャーをかけている背後にいるのはなんなのか、プーチンを政権の座から落とすことでロシアの何が狙われているのか。 歴史の流れから見れば、プーチン大統領もやむにやまれぬ状況になったため、ウクライナに侵攻したのだと考えられます。 そうやって多面的に白黒つけずに見る視点が必要であり、そのための情報源がメディアなはずですが、日本の空気は「ウクライナがかわいそう」。 プーチンはウクライナにロシアに向いたミサイルが配備されると、国が外国勢力、外国企業に乗っ取られるから侵攻した。 いやいや、既に日本はその状態で、北朝鮮はミサイルを日本の方角に発射しているし、中国のミサイルは東京や大阪など、日本の都市に向いていますよ。 ウクライナの罪なき市民が傷つくのは許せないことです。 しかし、風邪ウィルスでどんだけの若者、女性が自らの命を絶ったのでしょうか。 同じ日本人とし