【No.1239】感染予防を推奨してきた発達障害専門家の今後

あのアメリカでも子どものワクチン接種率は2割程度で、イギリスは心臓疾患などリスクの高い特別な事情がある子のみの接種=ほとんどの子どもは非接種です。
そもそも欧米以外は、大人の接種率も低いところが多く、世界で見れば子どもに打たせようとするところはごく僅か。
その僅かに当たる日本では、ちょろっと臨床試験期間が伸ばされ、「11歳以下は2026年5月」はその名の通り。
「抗体価が上がった」と報道はするけれども、肝心な「オミクロン株が出現する前のデータ」という説明書きはスルー。
ファイザー→ファイザー→モデルナのチャンポンは動物実験で安全性が確かめられたの?
厚労省はちゃくちゃくと抜け道、逃げ道を作っているので、もし薬害訴訟となれば、長い月日がかかるでしょう。


しかし日本人の8割、9割が接種したといわれるワクチンですが、こと子どもに関しては世の中の空気が変わって慎重な意見、否定的な意見が公然と述べられるようになりました。
知事会の2歳以上にマスクの件から流れが変わったと思います。
子ども達を守る、危険を回避するというのは、動物の本能に近いといえます。


本能と言えば、幼い子が何でも口の中に入れるのもそうといえるでしょう。
産道を通る際に母親から細菌を貰い、出生後はいろんなものを口に入れることで菌やウィルスを体内に取りこむ。
「ばい菌」などという言葉が当てられていますが、幼い子ども達にとっては動物として生き抜くためには必要な物質だと思います。
子どもは低い位置で生活することで、様々な菌やウィルスに触れやすい状態です。
そのときに、なんども暴露しながら体内環境を整え、強くしていく。
1年間に何度も風邪をひき、いろんな病気に罹りながら、菌やウィルスとバランスがとれる身体が作られていくのですから、抗菌などは却って子どもを弱くするものです。
まさにこの2年間は、長期的に観れば、子ども達を弱らせ、健康を奪っていくことといえるでしょう。


CMなどでは細菌をおどろおどろしく映像化しているものがあります。
しかし、ウィルスもそうですが、それ自体は良いも悪いもないのだと思います。
この空気中にだって、様々なウィルスは飛んでいますし、体内にも無数の細菌、ウィルスが存在し、私達は共生しています。
ですから、ウィルスが悪さをするというよりも、そのひと本人の健康状態が主で、ウィルスはそれに合わせて増殖、反応しているにすぎないのではないでしょうか。
つまり、「ばい菌」という言葉は、消毒液や除菌剤を売るために利用された言葉であり、腸内細菌の「悪玉菌」も、「善玉菌」、ヨーグルト、乳酸飲料を売るための道具。


発達障害の子ども達に、腸内環境の課題を持っている子が多いことは知られています。
だから、「ヨーグルトを多く食べさせよう」「サプリを飲ませよう」という発想はわかるのですが、どうして腸内環境が整わないのか、その根本的な原因に目を向けることが心身の安定、そして発達障害を改善、治していくことに繋がっていくと私は考えます。
そもそも消化吸収に課題を持っている場合、いくらヨーグルトを摂っても、そのまま流れてしまうだけではないでしょうか。


私の経験から推測される背景には…

◎手づかみ食べの少なさ
◎泥遊び、砂遊びの少なさ
◎触るたびにウエットティッシュで手を拭かれた
◎赤ちゃん時代に、モノを口に入れることを制限されていた
◎産道を通らない出産
◎呼吸の浅さ、口呼吸
◎人工乳(栄養の面だけではなく、消毒し過ぎる哺乳瓶)
◎早期からの添加物と白い食べ物(小麦、砂糖、牛乳など)
◎寝返りのヌケ
◎胎児期の栄養不足
◎触覚過敏
◎胎児期のヌケ(羊水内で指しゃぶり、羊水を飲んだり吐いたり)

などが挙げられます。
発達相談の中で見えてきた共通点からは、単純に腸内細菌だけの問題、善玉菌を増やせばよいという話ではないようです。


脳と腸の繋がりが強いことが明らかになっていますので、腸内環境、腸の発達のヌケが脳に影響し、それが心や身体、行動にも影響を及ぼしそうです。
つまり、この2年間の除菌しすぎた環境、ウィルスや細菌を避け続けようとした環境は、子ども達の腸に影響を及ぼし、それが発達障害っぽい状態として表れてしまう危険性があるのだといえます。


発達障害専門の医師も多くは、感染予防を推奨する立場でした。
つまり、それは何を意味しているかと言うと、今後、コロナ騒動による発達の影響、ヌケがあったとしても、それは認められない、認めようとしないということです。
マスクや除菌の危険性、発達と健康に及ぼす影響に気づいていた医師なら、「それが原因で発達障害の症状がみられているね」と言ってくれるかもしれませんが、どちらも推奨してきた医師は自分が勧めたことによっての子どもの心身への影響があったとは決して言わないはずです。
ですから、コロナ禍のヌケも、全部、発達障害で、それは治らない障害。
これではますます発達障害児は増え続け、同時に本来は治るはずの子までもが生涯に渡る支援の世界に引きづりこまれていくでしょう。
よって、これからますます根っこを辿る、根っこからアセスメントできる力を持った支援者が求められていくと思います。




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