継続できない支援は誰のせい?
熱心で、情熱あふれる支援者から他の人に変わった途端、適応できなくなる子どもがいる そんなとき 「前の支援者が良かった」 「次の支援者はダメだ」 と言うのはちょっと待ってほしい どんなに勉強熱心な支援者だったとしても どんなに療育に情熱を燃やす支援者だったとしても 「他の支援者が継続できない支援をやっていた」ということにならないだろうか 特定の支援者が関わっている間だけ、療育がうまくいったり、落ち着いていられたりすることがゴールではない 支援者は常に「自分が支援に携わらなくなったとき」のことを頭に入れておく そんな"将来"と"今"の姿を見ながら支援ができる人が、「真の支援者」ということができないだろうか 特定の支援者しかできない療育や支援を行ったとしても、それは"一時期"にしなければならない 一人の人間が一生その子の支援に関わるわけではないのだから