私たちは、進化の途中
人類の誕生は、およそ600万年前と言われています。 類人猿、猿人類、原人類、旧人類という段階を経て、現生人類に至ります。 果てしなく長い進化の道のりを経て、今の私達がいることを感じます。 こういった過程を知ると、「進化した姿が我々だ」という思いがしてきます。 でも、そうではないんですよね。 600万年を経て、今の姿になった私達も、人類の歴史からすれば、進化の途中。 これから先、どのくらい人類が歴史を重ねていくかはわかりませんが、私たちもまた進化を続けている。 100万年後の未来では、私達とは別の人類が存在しているのかもしれませんね。 人類の歴史からすれば、ヒトの一生は、ほんの一瞬だといえます。 でも、その一瞬の中にも“進化”があるのだと思います。 600万年というとてつもなく長い時間の中で生きた、とてつもなく大勢のヒトたちと同じように。 一瞬、一瞬の積み重ねが、今の私達を形作っている。 私達の中に“進化”が存在しており、その進化の歩を進めるために私達がいるような気がします。 ごくわずかでも、前に進もうとするというのが、ヒトの自然な生き方。 ヒトも環境の一つ。 自分自身がより良く成長することが、周囲の環境をより良い方向へと変える力となり、より良い未来を作っていくような気がしています。 私の行える“進化”を追い求めていこうと思います。