【No.1216】2022年初めのご挨拶

あけましておめでとうございます。
いつものようにジムの準備をしていると、妻から「今日も行くの!?」と驚かれました。
「筋トレに正月休みはなし」と言い、家を出た私の前には、昨日きれいに雪かきした場所に昨日以上の雪が積もっていました。
いくら頑張って雪をかいても、いくらお正月だったとしても、雪が遠慮してくれるわけではありませんね。


なんちゃって雪国の人間ではありますが、こうやって自然の厳しさ、自然の前ではヒトは無力だということを体感することが大事ではないか、と思いました。
きっと日本に住んでいたご先祖様たちも農業を通して自然がコントロールできないことを、天変地異を通して自然の大きさを日々体感し生きてきたのだと思います。
こういった自然との対峙が生活から失われていった結果、コロナという自然現象を人間がコントロールすることができるという勘違いを起こし、騒動を長引かせたのでしょう。


2022年の一年は勝負の年だと捉えています。
4月には、てらっこ塾が開業10周年目に突入します。
事業は10年続けてやっと一人前という想いがありますので、10周年を走りぬけられるかが勝負になります。
10年経って初めて起業前に否定的な見解を持っていた人達をギャフンと言わすことができるでしょう。


そして昨年は共著として『医者が教えてくれない発達障害の治り方』を、今年は『ポストコロナの発達援助論』を出版させていただきますので、本の内容以上のモノが出せるかが重要になっていきます。
正直、『ポストコロナの発達援助論』の執筆に持っているすべてを出し切りましたので、今は必死に学び直し、次の何かを見つけようともがいているところです。
アセスメントとして新たなポイント、見立て方を見つけるかどうか。
親御さんに伝えるという技術の向上という方向へ進むか。
具体的な発達援助の方法としての技を身につけることができるか。
親御さんための発達相談、家庭支援サービスから事業の形態としての広がりへと進むか。
発達障害を持っている子ども達から別の子ども達への、人たちへの援助に変わっていくか。


2022年を走り切ったあと、てらっこ塾が、大久保という個人が、援助者がどのように変化しているかは今検討がつきません。
だからこそ、目の前に来た依頼、仕事、縁があった子ども達、親御さん達のために全力で関わっていきたいと思っています。
昨年末にはコロナ騒動の影響、過剰な自粛、感染対策が子ども達のIQにも悪影響を及ぼしているというレポートが発表されました。
いち早くコロナ騒動を終わらせ、コロナ禍で生じた発達のヌケ、悪影響から育て直しへと舵を切ることだといえます。
単に発達のヌケを育て直すだけではなく、プラスされたコロナ禍のヌケも育て直し、体験のやり直しが必要です。
まずはその辺りから始めたいと思います。


本年もどうぞよろしくお願い致します。
プライベートでは、2年連続中止になった函館マラソンに向けて筋肉増量から走れる身体作りへと頑張りたいと思います!
令和四年一月一日 てらっこ塾 大久保悠




【先行予約のお知らせ】
出版元である花風社さんで直接お申込みいただけると、特製のミニクリアファイルがついてきます。
書店で並ぶよりも早く読むことができますので、是非、ご利用ください。
ご予約はこちらから→https://kafusha.com/products/detail/56

前著『医者が教えてくれない発達障害の治り方①親心に自信を持とう!』もどうぞよろしくお願い致します(花風社さんのHPからご購入いただけます)。全国の書店でも購入できます!帰省、ご旅行の際、書店を覗いてみてください♪



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