2022年4月21日木曜日

【No.1266】コロナ後の社会を見据えた発達相談、発達援助

欧州では食料品の値上がりが続いており、米国ではスーパーの棚が補充されていない状態が続いているという状況です。
燃料の値上がりは、輸送費の値上がりを招き、そのしわ寄せはトラック運転手にいく。
そして輸送網で働く人達が減れば、当然、各国、各地への輸送が制限されていき、食料不足、値上がりを招きます。
また陰謀論ではなく事実として、コロナでさらに資産を増やしたグローバル企業が食料(トウモロコシや大豆など)の買い占めと遺伝子組み換え食品&農薬を世界に広げていて、着々と流行病→戦争→食糧危機の歴史を繰り返しているわけです。


まだ日本ではその次の危機を実感していないと思いますが、というかまだコロナ騒動を引っ張り続けている日本(+中国)という残念すぎる状況ですが、この2年間、飲食店をターゲットにした意味がそろそろ分かってくると思います。
飲食店は閉めれば給付金が貰えた。
一方でそこに食材を卸している人達、また生産者には給付金はなかったわけです。
つまり、飲食店は残ったとしても、すでにそこを支える人達が離職、廃業している。
コロナ騒動を止め、いざ食事をしようと思っても、それを支えてくれている人達がいなくなっては飲食店ばかりか、スーパー、小売店など、私達一般の人たちの食糧にも影響が出る可能性が高いといえます。
日本は水に恵まれた国ですので、生きるための最低限の水は大丈夫そうですが、それも外資が狙っている状況です。


東日本大震災のとき、また2020年の緊急事態宣言のとき、スーパーの棚に食料品が瞬く間に無くなったように、ある日突然、そういった状況がやってくるのだと思います。
経済制裁も戦争に参加しているという意味になりますので、ロシアと日本は戦争状態で、関係悪化が日本のエネルギー問題を長引かせるでしょう。
円安の日本は外資に企業も、土地も、人も、買われてしまう。
だけれども、頭がお花畑の日本人は今日もマスクを付け、そんな世界情勢や未来に目を向けることなく、「誰かがマスク外してよいって言ってくれないかな」「誰かがプーチンをやっつけてくれないかな」なんて思っている。
同じ日本人として、大人として、本当に情けなく思います。


ぶっちゃけどうせ日本がなくなるのなら、発達障害を治しても、治さなくても、同じじゃないかと思うことがあります。
だけれども、日本の歴史を振り返れば、富士山の大噴火や大地震、飢饉が幾度となく起き、そのたびに諦めずに復興してきた人達がいるから、今の自分がいるのだと思います。
77年前の大東亜戦争だって、日本各地で大空襲があり、広島と長崎には原子爆弾が落とされた。
街も食べ物もすべてなくなったけれども、私達の祖父母の代の人達が頑張ったから今の日本がある。


日本はコロナ戦争に負け、今は敗戦から占領へと移行している期間になります。
GHQに占領されたように、グローバル企業、資本によって占領されていくでしょう。
しかし、そのあとには必ず復活があると信じています。
占領後の日本を立て直していくのは、今の子ども達です。
また豊かな日本が戻ってくるためには、50年、100年と時間がかかるはずです。
じゃあ、そんな時代を担っていく子ども達に、今の大人は、今の私には何ができるのでしょうか。


私にできることは、この危機感を共有できる人達を増やすために発信していくこと。
そして一人でも多くの子ども達に生きるための土台を築いてもらい、自分の資質を活かして生き抜くための力をつけてもらうことだと考えています。
一億総貧乏時代がやってくるはずです。
そのとき、「発達障害だから」というレッテルはなんの意味ももちません。
そこで問われるのは、生き抜くための力をもっているかどうか。


発達の凸凹があろうが、言葉の遅れがあろうが、そんなのは問題じゃない。
「あなたには何ができるのか?」が問われる時代です。
先生の言うことを聞いて、「みんながやっているから」と右ならえしちゃう人間は職も、生活も、自由も搾取されるだけ。
それはますます家庭での子育てが重要だという意味で、もっといえば子どもの身近にいる大人たちの行動、姿勢、思考が問われるということです。


てらっこ塾10年目にして、なぜ、私が家庭支援をしているのか、その意味がはっきりわかったような気がします。
発達障害が治っていく環境の中でもっとも重要な親という環境によりよく変わってもらうような後押しをすること。
そして、これからの社会を担っていく子ども達に自分の人生を自由に、また生き抜いてもらうための範となるよう親御さん達に変わってもらえるような刺激になること。


いくら発達障害を治しても、これからの社会を生き抜くための力を子ども達が培えられなければ、今まで福祉に搾取されていたのが、社会、政府、グローバル企業に搾取されるのに替わっただけになってしまいます。
私は福祉に障害を持った子ども達の人生が搾取されているのを見て、憤り、今に至っていますので、同じことが起きようとしているのなら全力で抗い、闘う必要があります。
ありがたいことに、こういった発信を続けていく中で、また拙著『ポストコロナの発達援助論』を読んでくださり、共感してくださる人が増えてきています。
発達相談のご依頼も、単に「発達障害を治す」だけではなく、我が子により良い人生を歩んでほしい、自立した人生を送ってほしい、だから依頼します、相談に乗ってください、という親御さん達が増えました。
明日から東京、愛知、岐阜と出張しますが、コロナ後の社会を見据えた発達相談、援助を行ってきたいと思います!




☆『ポストコロナの発達援助論』のご紹介☆

巻頭漫画
まえがき
第1章 コロナ禍は子ども達の発達に、どういうヌケをもたらしたか?
〇五感を活用しなくなった日本人
〇専門家への丸投げの危険性
〇コロナ禍による子ども達の身体の変化
〇子どもの時間、大人の時間
〇マスク生活の影響
〇手の発達の重要性と感覚刺激とのソーシャルディスタンス
〇戸外での遊びの大切さ
〇手の発達と学ぶ力の発達
〇自粛生活と目・脳の疲労
〇表情が作れないから読みとれない
〇嗅覚の制限 危険が察知できない
〇口の課題
〇やっぱり愛着の問題
〇子ども達が大人になった世界を想像する
〇子どもが生まれてこられない時代
〇子育てという伝統

第二章 コロナ禍後の育て直し
〇発達刺激が奪われたコロナ禍
〇胎児への影響
〇食べ物に注意し内臓を整えていく
〇内臓を育てることもできる
〇三・一一の子どもたちから見る胎児期の愛着障害
〇胎児期の愛着障害を治す

第三章 ヒトとしての育て直し
〇噛む力はうつ伏せで育てよう
〇感覚系は目を閉じて育てよう
〇身体が遊び道具という時期を
〇もう一度、食事について考えてみませんか?
〇食べると食事の違い
〇自己の確立には
〇右脳と左脳の繋がりが自己を統合していく
〇動物としての学習方法
〇神経ネットワーク
〇発達刺激という視点

第四章 マスクを自ら外せる主体性を持とう
〇なぜマスクを自ら外せることが大事なのか
〇快を知る
〇恐怖を、快という感情で小さくしていく

第五章 子どもの「快」を育てる
〇「快」がわかりにくいと、生きづらい
〇快と不快の関係性
〇子どもの快を見抜くポイント
〇自然な表情

第六章 子ども達の「首」に注目しよう
〇自分という軸、つまり背骨(中枢神経)を育てる
〇首が育っていない子に共通する課題
〇なぜ、首が育たない?
〇首が育たない環境要因
〇首が育つとは
〇背骨の過敏さを緩めていく
〇首を育てるには

第七章 親御さんは腹を決め、五感を大切にしましょう
〇子育て中の親御さん達へのメッセージ
〇部屋を片付ける
〇子どもと遊ぶのが苦手だと思う親御さんへ
〇ネットを見ても発達は起きません
〇発達刺激という考え方
〇五感で子どもを見る
〇特に幼児期は一つに絞って後押ししていく

第八章 自由に生きるための発達
〇発達の主体を妨げない存在でありたい
〇大人が育てたいところと子どもが育てたいところは、ほとんど一致しない

あとがき
こういう本を読んできました
巻末漫画

出版元である花風社さんからのご購入はこちら→https://kafusha.com/products/detail/56
Amazonでも購入できます。


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