【No.1327】依存心丸出しでは治るもんも治らない

私は時々、ギョーカイの闇(笑)みたいなことを発信します。
それは別に私がギョーカイを恨んでいるからでも、商売敵、ライバルだと思っているからではありません。
結局、このギョーカイの仕組みを知らないと、治っていける親御さんにはならないから、敢えて発信しているのです。
この辺りを詳しく知りたい方は、一年前に共著で出版した『医者が教えてくれない発達障害の治り方①親心に自信を持とう!』をお読みください。


お子さんが治っていっている親御さんの多くは、今回の茶番デミックに乗らなかった人達です。
どうして「治る」と「ひっからない」と繋がるの?
それはどちらも「自分の頭で考え、行動できた」結果だから。
逆に言えば、政府や医師、専門家が言っていたことを、「テレビで言ってたから」「新聞に書いてあったから」というだけで、ハイハイと鵜呑みにして、3回も、4回も、ワクチンを打っちゃうような人は依存心丸出しで、そりゃあ、治せないよなって思います。


ワクチンは対症療法であり、根本はその人の免疫状態の話であり、何をすべきかは1枚10円くらいのマスクをつけることでも、あほみたいにアルコールを手に振りかけることでも、歩いて着た子どもを避けるようにしてよけることでもなく、自分の体調を整えることでしょ。
発達障害も、それが対症療法なのか、根本治癒なのか、わかっていない人は治っていきませんね。
同じように、医師や専門家、支援者の言うこと、どこの誰か会ったこともない子に効果があった方法をそのまま鵜呑みにしてしまうのも、治っていかない人に共通していることです。
誰かに依存している限り、目の前にいるその子に合わせたテーラーメイドの子育て、発達援助はできません。
誰かに依存している限り、いつまで経っても他人にコントロールされ続け、子どもを見ることができません。
誰かに依存している限り、大人が自立できていないんだから、子どもが自立できるわけがないのです。


この依存心は、戦後教育のなれの果てでしょう。
日本人の大人に共通した問題です。
だからこそ、そのことに気がつき、まずは自分でやってみよう、試行錯誤してみよう、という人に変わることが必要になってきます。
その一歩として、食事を中心とした生活を見直し、改善することから始めましょう。
だいたい「答えクレクレ」の人は、甘いものが大好きです。
お菓子や菓子パン、あまい飲料水や砂糖を日常的に口にしています。
インスタント食品など、味の濃い物やたばこ、お酒、嗜好品も同じですね。
結局、依存心の強い人は、依存性のある食事をしているのです。
親御さんがバクバクおやつを食べていて、「我が子には栄養療法しています、キリッ」「無農薬野菜、無添加の食料品です、キリッ」「塩と水、油にこだわっています、キリッ」って、あるあるでしょ(笑)
まず治したいと思っている人から治ることが大事。


依存心から脱却するために、診断とは、発達障害とは、ギョーカイの仕組み、お金の流れをお話ししています。
これらはすべて依存させるためのプログラムでしょ。
生活がままならないレベルならまだしも、普通に生活できている子に診断名は必要ですか。
診断名をつけることによって、医療や福祉に依存させることができるでしょ。
薬だって、症状を見えなくするだけであって、根本治癒や解決ができるわけではない。
薬という依存は、医療にとって大事な儲けの仕組みです。
「生涯に渡る支援」というのは、「生涯に渡る金づる」という意味でしょ。


こういったことをまず親御さん達が知ることで、依存させようという動きから逃れることができます。
そしてギョーカイの裏側を知ることが無条件に信じるという名の思考停止、依存心から脱却するためのリハビリにもなります。
「知らないから考えない」「考えないから依存する」ですね。
この負のスパイラルから抜け出さないと、いくら私がアセスメントしても、いくら発達援助を始めても、いくら情報を集めても、その場限りの自己満足で終わってしまい、子どもが発達する前に、親御さんのほうが待てなくなって、「次の助言、アプローチを」となってしまうのです。
5回も接種したのに、すぐに発症して公務を休んでいた市長がいましたが、もう思考停止を通り越して、完全に薬物依存でしょ(笑)


散々、障害者と家族を依存させて、食い物にしてきたのをギョーカイ内で見てきたからこそ、私は親御さんに厳しい。
金儲けで言えば、不安を煽り、依存心をくすぐり、「定期的にアセスメントしなきゃダメですよ」「新しいアプローチありますよ」というのが良いのかもしれませんが、それじゃあ、起業した意味を自分自身で否定してしまいます。
依存させ、食い物にされているのが許せなかったから、家族の養育力が高まるのを後押しして、子ども達の自立、つまりギョーカイに近づかないことを目指していく。
ぶっちゃけ治ることよりも、治っても治らなくても良いけれども、誰か他人の食い物にされないこと、自分の人生を主体的に、より自由に生きていける方が何百倍も大事なこと。


だから、依存心のある親御さんには指摘し、そこを改めてもらうことを要求します。
発達の場としての家庭、親という環境をまずは整えていくことが大事でしょ。
よく「子育てが孤独」という親御さんもいますが、目の前に我が子がいるじゃないですか。
親子で育ちあっていくのが子育てであり、子育ち。
結局、孤独感を感じている人は、依存先がなくて不安を感じているだけだと私は思うのです。
子どもを変えたいと思うのなら、まずは大人の側が変わることが必要ですね。
そのためには、ギョーカイの闇、仕組みを知り、自分自身で考えてみること。
自分が依存している食べ物、嗜好品、人がいれば、そこから見直すこと。
自分で調べたあと、どうしても自分では分からないところを尋ねるという姿勢が大事だと思います。




☆『医者が教えてくれない発達障害の治り方』のご紹介☆

まえがき(浅見淳子)

第一章 診断されると本当にいいことあるの?
〇医者は誤ることはあるけど謝ることはない
〇早期診断→特別支援教育のオススメルートは基本片道切符
〇八歳までは障害名(仮)でよいはず
〇その遅れは八歳以降も続きますか?
〇未発達とは、何が育っていないのか?
〇就学先は五歳~六歳の発達状況で決められてしまうという現実
〇現行の状況の中で、発達障害と診断されることのメリット
〇現行の状況の中で、発達障害と診断されることのデメリット
〇療育や支援とつながるほど、子育ての時間は減る

第二章 親心活用のススメ
〇親子遊びはたしかに、発達に結びつく
〇変わりゆく発達凸凹のお子さんを持つ家庭の姿
〇学校は頼りにならないと知っておこう
〇安定した土台は生活の中でしか作れない
〇支援者が行うアセスメントには、実はあまり意味がない
〇親が求めているのは「よりよくなるための手がかり」のはず
〇人間は主観の中で生きていく
〇専門家との関係性より親子の関係性の方が大事
〇支援者の粗探しから子どもを守ろう
〇圧倒的な情報量を持っているのは支援者ではなく親

第三章 親心活用アセスメントこそ効果的
〇子育ての世界へ戻ろう
〇その子のペースで遊ぶことの大切さ
〇「発達のヌケ」を見抜けるのは誰か?
〇いわゆる代替療法に手を出してはいけないのか
〇家庭でのアセスメントの利点
1.発達段階が正確にわかる
2.親の観察眼を養える
3.本人のニーズがわかる
4.利点まとめ
〇家庭で子どもの何をみればいいのか
1.発達段階
2.キャラクター
3.流れ
4.親子のニーズの不一致に気を付けよう

第四章 「我が子の強み」をどう発見し、活かすか
〇支援と発達援助、どちらを望んでいますか?
〇子ども自身が自分を育てる方法を知っている
〇親に余裕がないと「トレーニング」になってしまう
〇それぞれの家庭らしさをどう見つけるか
〇親から受け継いだものを大切に、自分に自信を持とう

あとがき(大久保悠)


『医者が教えてくれない発達障害の治り方①親心に自信を持とう!』をどうぞよろしくお願い致します(花風社さんのHPからご購入いただけます)。全国の書店でも購入できます!ご購入して頂いた皆さまのおかげで二刷になりましたm(__)m


コメント

このブログの人気の投稿

【No.1358】体軸が育つ前の子と、育った後の子

【No.1364】『療育整体』を読んで

【No.1370】それを対症療法にするか、根本療法にするかは、受け手側の問題