【No.1206】緊急出版が決定しました!

日本では流行しなかったし、子どもも、若者も、もっといえば健康な大人たちをも殺さない弱毒のウィルスだということがわかったので、コロナ騒動も2021年で終わりだろうと思っていたのが一年前の暮れ。
それが2021年も残り1ヶ月になったのに、まだ「オミクロン」などといってバカ騒ぎをしている。
慌てて入国禁止などをしたって、ウィルスは日本中に、この空気中だっているわけで、南アフリカで見つかった変異と同じような変異が日本のどこかで起っていても不思議ではありませんね。
というか、いまだにウィルスが海外から飛行機に乗ってやってくると思っているおめでたい人なんているのかいな、と思うのが正直なところ。
強毒性で感染した人が動けなくなるくらいのウィルスだったとしたら、「その人を入国させない!」水際対策でどうにかなるかもしれませんが、ほとんどが軽症、無症状のウィルスなんて抑えようがないでしょ、これだけ往来しているのですから。
オミクロンよりも、幽霊病棟で不適切なお金を得ていた、そしてこの日本の経済と人々の人生をハチャメチャにした尾身黒んのほうが大問題です。


というわけで、ここ数か月、下げ止まり状態の陽性者数でも、一向に余計な感染対策を止める気配のないジャパン。
どこまで子ども達を苦しめるんだ、と思いますね。
この2年間でよくわかったのは、この国は子ども達のことを考える人が少ない、子ども達の優先順位は低いということです。
子ども達の発達、成長、学びや青春など、ほとんどの大人たちにとってはどうでもよいのでしょう。
せめて小児科の医師や発達専門医、学校の先生や幼稚園&保育園の先生たちから大きな声が挙がるだろうと思っていたのですが、単発で発信したかと思えば、すぐにダンマリです。
これは、こういった子どもと関わる仕事をしている人達までもが死んだふり&保身まみれなのか、そもそも他の大多数のように子どもの発達に興味がないのか。


3.11の子ども達のように、ある程度、大きくなってから問題が表出することもあるでしょうし、そもそも誰にも気づかれない生きづらさを抱えてここまでやってきてしまっているのです。
早めに気づき、そこの課題をクリアしておけば、もっと違う幼児期があり、小学校生活があったと思います。
この国の大人たちは、そして日頃、子ども達と関わっている人間ですら、子ども達の内なる生きづらさ、発達の不具合に気がつけないのです。
そんな環境で、子ども達は自分の資質を伸ばし、そして活かして生きていけるのでしょうか。
子ども達の視線の先にある「自分が大人になった世界」は輝いて見えるのでしょうか。


今までに何人もの人から、いくつかの支援組織から、私の考え、発達援助の仕方を教えてほしい、学びたいというお話を頂いています。
しかし、どうもやる気が出ないと言いますか、ほぼ断っています。
何故なら、本気じゃないでしょ、みんな。
私の言う”本気”は、我が子を想う親御さん達のような本気さです。
今回のコロナ騒動の影響、学校などの過剰な感染対策による影響について、本気で考えているのは親御さん達ばかりです。
たぶん、専門家、支援者の多くは、ともに生活していないので実感としてわからないのでしょう。
自分たちが見ているのは、ちょん切った生活の場面の一部ですから。
働いている自分たちのように、「マスク付けるのメンドクサイよね」というくらいなものなのでしょう。
ですから、私は基本的に親御さんに対してしか、私の発達援助の方法を直接お教えすることはしていないのです。


新コロの致死率は0.002%ですが、ヒトの死亡率は100%です。
20億年前、もともと細菌であったミトコンドリアを体内に取り入れてから、私達は多細胞生物に変化していき、有性生殖という道に進んでいきました。
人類はDNAと文化を次の世代に引き継いでいくことで700万年歩んできたのです。
次の世代のことを本気で考えられない人は、まだ単細胞生物のままですかー。
インフルエンザ並みに国民の10%、20%が発症するような病気なら、そして子どもも、若い人もバタバタと死んでいく病気なら、今のような対策も必要でしょう。
しかし、とっくの昔に未知のウィルスではなくなった病気に対して、大人たちはビビり、子ども達は犠牲になり続けている、ほぼ人災です。


次世代の子ども達の幸せを願い、より良い環境と希望のある社会を残していくのは、先に生きる者の務めだと思います。
だからこそ、今の社会の、大人たちの、そして日頃専門家を名乗っている者たちの体たらくに癖癖していますし、怒りが湧いています。
そういった気持ちを共有することができた花風社の浅見さんのご尽力により、このたび、緊急出版という形で本が出ます。
タイトルは『ポストコロナの発達援助論~発達の機会を奪われた子ども達に今からできること』です。


子ども達が受けた影響が本格化するのは、表面化するのは、これから5年、10年経ったのちになると思います。
しかし、そのときになって慌てて対処するよりも、今から先を見据え、既に内側に生じている発達への課題をクリアしていくべく進んでいく方が、子ども達のためになると思い、原稿を書きました。
当然、まだ先のことなので、私の捉え方が間違っていることもあるでしょう。
でも、たとえ間違っていたとしても、この危機感を共有し、その危険性やリスクを捉えながら日々の子育てに活かしてもらえる人がいれば、意義のあることになると思っています。
あとから笑われることよりも、いま、世に問いかけるほうが重要。
本の目次はこちらからご覧になれます。
今後、詳細が決まり次第、ブログ等でも発信していきます。
どうぞよろしくお願い致します。




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