現行犯と自供はわかるけど、証拠で逮捕ってわからないよ~
現行犯逮捕と自供による逮捕は分かるけど、証拠での逮捕が分からない…。
そんな自閉っ子がいます。
もちろん、罪に問われるような犯罪をしたわけではないですよ(笑)
いたずらや悪いことをしたとき、その場にいたお母さんや先生に怒られるのは、そこまで想像力を使いませんね。
目の前にいる人から怒られるっていう経験は、小さいときから、何回もしていることですし。
また、自分から悪いことをしたと言えば怒られるっていうのも、悪いことをする⇔自供する⇔怒られるがつながりやすいですよね。
でも、証拠は想像力をふんだんに使う必要があるので、理解のハードルがぐっと上がちゃいます。
その場に誰もいなかった。
しかも、自分から告白していない。
それなのに、お母さんにいたずらがバレた。
なぜ…ってことがあります。
この"バレた理由"っていうのを理解するには、いろいろと想像しなければなりません。
まずお母さんの視点を想像しなければなりません。
どうしてお母さんが気づいたのかな?
何か見て、そう思ったに違いない、という検討をつける必要があります。
そして、次の段階は、お母さんは"何を見て"、いたずらしたと気が付いたのかを考えていく必要があるのです。
例えば、家のガラスを割ってしまったときなら、割れたガラスという実物があるので、これかなって目星を付ける。
自分がやった行動と結果が一対一で結びついてるので、このレベルの想像はそれほど、難しくないですね。
でも、これが物的証拠が複数になると、どんどん難しくなります。
口元にチョコレートが少しついている。
食べてはいけないと言っていた冷蔵庫に入っていたチョコレートがなくなっている。
だから、「あなた、食べちゃいけないチョコレート食べたでしょ!」となる。
つまり、口元のチョコと冷蔵庫の中の少なくなったチョコという2つの情報を統合して、そこから私がチョコを食べたことに、お母さんが気づいたのだろうという想像をしなくてはなりませんね。
さらに難しくなると、物的証拠プラス状況証拠の場合です。
家に妖怪メダルがある。
でも、見たことがない種類の妖怪メダルだ。
先日、お小遣いがなくなったばかり。
この頃、祖父母の家にも行っていない。
お父さんと買い物にも行っていない。
どこかで拾ってきたにしては、新品だ…
というようなことから、おかしいぞって思って、お母さんが僕に「どっかから持ってきたんじゃないの!?」と言ったんだと想像するって、書いてても複雑です。
で、もっともっと難しいのが、かまかけバージョン。
過去の出来事や性格からいって、なんかやったぽい。
たぶん勉強しないで、遊んでたようだ。
よーし、いっちょかまかけてみるか。
「ねー、あなた、勉強しないで遊んでたでしょ」と、お母さんが言った。
お母さん出かけてたし、遊んでいた形跡は残していないから、普通なら気が付くはずはない。
きっとかまをかけたんだろう、という読みをする。
これを的確に、かつ短時間で想像できるには、訓練が必要ですね。
そして、もうお手上げなのが、カンです。
つまり、母親のカン、その道のプロのカン。
学校から帰ってきた瞬間、「なんかあったでしょ」と気が付くやつです。
第六感とも言われる感覚ですので、もう一つひとつ何故を紐解いていくのは不可能。
第六感っていうのがあるんだと理解するしかないですね。
今のところ、論理的に説明するのは難しいので。
いたずらや悪いことだけではなくて、さまざまな証拠、つまり別々に存在している情報を的確に捉え、かつ統合し、何か答えを導くっていう作業は、かなりの想像力を使いますね。
そう考えると、私たち定型発達の人達が、特に意識しなくても、瞬時に状況から読み取れっているのって不思議だと思いますね。
「なぜ、バレたのか」を説明したあと、こういった複雑な想像ができることを求めるのは、まだ難しい段階でしたので、悪いことっていうのはバレるものだというように伝えました。
「もし、誰もその場にいなかったとしても、〇〇くんは自分のしたことを見ているでしょ。だから、悪いことは必ず見られてしまうから、絶対にやってはいけないよ」というのが、バシッと入ったようです。
母親の第六感の話をしていたら、かなりビビってましたので、きっともうしないでしょう(笑)
バレないで、うまくやるっていうのは、もっと大きくなってからですね。
そんな自閉っ子がいます。
もちろん、罪に問われるような犯罪をしたわけではないですよ(笑)
いたずらや悪いことをしたとき、その場にいたお母さんや先生に怒られるのは、そこまで想像力を使いませんね。
目の前にいる人から怒られるっていう経験は、小さいときから、何回もしていることですし。
また、自分から悪いことをしたと言えば怒られるっていうのも、悪いことをする⇔自供する⇔怒られるがつながりやすいですよね。
でも、証拠は想像力をふんだんに使う必要があるので、理解のハードルがぐっと上がちゃいます。
その場に誰もいなかった。
しかも、自分から告白していない。
それなのに、お母さんにいたずらがバレた。
なぜ…ってことがあります。
この"バレた理由"っていうのを理解するには、いろいろと想像しなければなりません。
まずお母さんの視点を想像しなければなりません。
どうしてお母さんが気づいたのかな?
何か見て、そう思ったに違いない、という検討をつける必要があります。
そして、次の段階は、お母さんは"何を見て"、いたずらしたと気が付いたのかを考えていく必要があるのです。
例えば、家のガラスを割ってしまったときなら、割れたガラスという実物があるので、これかなって目星を付ける。
自分がやった行動と結果が一対一で結びついてるので、このレベルの想像はそれほど、難しくないですね。
でも、これが物的証拠が複数になると、どんどん難しくなります。
口元にチョコレートが少しついている。
食べてはいけないと言っていた冷蔵庫に入っていたチョコレートがなくなっている。
だから、「あなた、食べちゃいけないチョコレート食べたでしょ!」となる。
つまり、口元のチョコと冷蔵庫の中の少なくなったチョコという2つの情報を統合して、そこから私がチョコを食べたことに、お母さんが気づいたのだろうという想像をしなくてはなりませんね。
さらに難しくなると、物的証拠プラス状況証拠の場合です。
家に妖怪メダルがある。
でも、見たことがない種類の妖怪メダルだ。
先日、お小遣いがなくなったばかり。
この頃、祖父母の家にも行っていない。
お父さんと買い物にも行っていない。
どこかで拾ってきたにしては、新品だ…
というようなことから、おかしいぞって思って、お母さんが僕に「どっかから持ってきたんじゃないの!?」と言ったんだと想像するって、書いてても複雑です。
で、もっともっと難しいのが、かまかけバージョン。
過去の出来事や性格からいって、なんかやったぽい。
たぶん勉強しないで、遊んでたようだ。
よーし、いっちょかまかけてみるか。
「ねー、あなた、勉強しないで遊んでたでしょ」と、お母さんが言った。
お母さん出かけてたし、遊んでいた形跡は残していないから、普通なら気が付くはずはない。
きっとかまをかけたんだろう、という読みをする。
これを的確に、かつ短時間で想像できるには、訓練が必要ですね。
そして、もうお手上げなのが、カンです。
つまり、母親のカン、その道のプロのカン。
学校から帰ってきた瞬間、「なんかあったでしょ」と気が付くやつです。
第六感とも言われる感覚ですので、もう一つひとつ何故を紐解いていくのは不可能。
第六感っていうのがあるんだと理解するしかないですね。
今のところ、論理的に説明するのは難しいので。
いたずらや悪いことだけではなくて、さまざまな証拠、つまり別々に存在している情報を的確に捉え、かつ統合し、何か答えを導くっていう作業は、かなりの想像力を使いますね。
そう考えると、私たち定型発達の人達が、特に意識しなくても、瞬時に状況から読み取れっているのって不思議だと思いますね。
「なぜ、バレたのか」を説明したあと、こういった複雑な想像ができることを求めるのは、まだ難しい段階でしたので、悪いことっていうのはバレるものだというように伝えました。
「もし、誰もその場にいなかったとしても、〇〇くんは自分のしたことを見ているでしょ。だから、悪いことは必ず見られてしまうから、絶対にやってはいけないよ」というのが、バシッと入ったようです。
母親の第六感の話をしていたら、かなりビビってましたので、きっともうしないでしょう(笑)
バレないで、うまくやるっていうのは、もっと大きくなってからですね。
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