信頼を認定するのか!?

「どうして私のことを知ったのですか?」とお尋ねすると、
「私が信頼している〇〇くんのお母さんが勧めてくれたんですぅー」と仰っていました。
新規のお宅へ訪問したときのことです。

私の仕事はとってもとっても怪しいので、ほとんど飛び込みで連絡してくる方はいませんね。
ほぼ口コミ&紹介です。
時たま、ネット等で調べて、直接連絡をくださる方もいますが。
まあ、支援機関からの紹介はあり得ないので、紹介も利用してくれている親御さんか、私の知り合いですね。
この新規の親御さんも、知り合いの親御さんからの紹介でした。

それにしても「信頼している親御さんがいる」って素晴らしいことだと思います。
いろいろ相談にも乗ってもらっているそうですよ。
同じ知的障害を持つ自閉症の息子さんで、学年が上の先輩ママさんだったこと。
それよりも、「あんな風に息子も成長してほしい」と先輩ママさんのお子さんを見て思ったのが、「話を聞いてみたい」と思ったきっかけだったと言っていました。

やっぱり「私の子もこんな風に成長してほしい」「あんな大人になってほしい」と思えるような子育てをされた先輩ママ(パパも)って信頼できますよね。
知識の量やどのギョーカイ人と仲が良いじゃないですね。
後輩ママ達が見ているのは、先輩ママのお子さんの姿です。
あちこちでお話を聞きますが、結構、みなさん、シビアに先輩ママのお子さんを見てますよ。

信頼ってギョーカイ人が認定するのでも、養成講座で身に付けるものでもありませんね。
そんな認定が生まれる前から、自然と上手に子育てをされているママさんの周りには、人が集まってきていましたよ。
エネルギーを注ぐとしたら、傾聴スキルを教えることより、目標になるような子ども達を社会に送りだしていくことだと思いますね。
情報共有が目的だとしたら、こんな小さな地域で情報にアクセスしづらい仕組みの方を改善すべきだと思いますね。

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