【No.1165】日本は未だに「脳の機能障害」笑笑

IOCの人たちからすれば、日本はオリンピックをしたくないのだろうか、と思うのではないでしょうか。
欧米では日本と2ケタ違う陽性者数で、死者数も圧倒的に多い。
というか、昨年の日本は欧米で見られる超過死亡がないばかりか、むしろ、例年よりも亡くなる人が1万人近く減っている状態です。
一生懸命ワクチンを打っている欧米よりも、まだ少ない陽性者数を推移しているニッポン。
誰がどう見ても、「さざ波」
小学校3年生から図表の読みとりの勉強が始まりますので、これがさざ波に見えない人は算数が苦手な人なのかもしれません。


その「さざ波」ツイートに盛り上がっていたマスコミも、マンボウ中川はスルーのようですね。
マンボウの期間中、発起人となり100人規模のパーティーを開催・参加したことが一番の問題ではなく、医師・専門家としての職責を果たさなかったことが大問題だと私は思います。
本来、「どうすれば、経済活動・私達の健康と感染対策が両立できるか」を専門的な立場から情報提供、提言するかが社会に果たす医療従事者の役目だといえます。
本当にエボラのような怖い感染症だとしたら、100人も集まってパーティーなんかしないはずです。
自分たちも分かっているのです、この新コロの危険性を。
それにも関わらず、一方で国民をバカにしたように上から目線で「自粛」を一年以上も言い続けている。
結局、政治団体であり、自分たちのギョーカイの利益のために動いているのが実態なのでしょう。
日本の医療の信頼を地に落とす決定打の一つになったと思います。


医療に限らず、専門家と言うのは、より良い未来と社会のために働かなければなりません。
年端もいかない子の親御さんに「一生治らない」「生涯、支援を受ける子」などというのは、専門家のすることなのでしょうか。
それこそ、マンボウ中川のように特定のギョーカイ団体の方だけを向いた言動ではないのでしょうか。
そういったどん底に落とすような発言をいまだに繰り返しながら、一方で「親の虐待が重大事件に繋がっている」という研究結果を出したり、子の発達よりも親の精神疾患予防が大事としたりしている。


親になって数年しか経っていない親御さんを突き落とし、手を指し伸ばした先が特別支援のベルトコンベヤーの上。
「どうしたらこの子の課題がクリアされるか?」
「どうしたらこの子がより良く育っていくか?」
それが知りたいのに、ギョーカイは明確な答えを教えてはくれない。
まるで「我慢の3連休」と同じ。
親子の自然な関わり、家族での思い出の時間は、つねに「自粛」と言い渡し、「支援を受けない親はとんでもない親だ。障害受容できていない親はとんでもない親だ」とメッセージを送り続ける。
それに同調する自粛警察のママ友が、そんなギョーカイに手を貸している。
「あそこに、児童デイ、退所した親がいるよ」
「あの子は、支援級から普通級に転籍したらしいよ」
と石を投げ、「どうせ、戻ってくるから」と感染するのを待ちわびるかのような発言をする。


日本という国は、権威と権力が分離している珍しい国です。
だから、「権力を失うと権威も失う」というものに慣れていない。
問題を起こし権力を失う人は知っているけれども、権威は別のところに存在している。
そのため、権威を感じれば、無条件に信じてしまうところがあると思います。
マンボウ中川がどんな人間か、ほとんどの人は知らず、その医師会会長という権威で無条件に正しいことを言っているように感じてしまう。
同じように、特別支援という世界を全く知らない親御さんが、初めて会う発達障害の専門家の前では、強い権威を感じ、無条件に信じてしまう傾向があると思います。
最初から特別支援の世界における専門家、医療の実態を知っていれば、何を言われようともどん底まで落ちないはずです。
多くの親御さん達は無条件で信じていたところに、「一生治らない」などと言われるもんだから、何倍も悲しい思いをするのだと感じます。


ですから事前に、「おや、うちの子、発達に遅れがあるかも」と思ったときに、幅広い情報を得ることが大事ですし、いろんな選択肢、方法、そして先を歩いている子ども達、親御さん達がいることを知ることが大事だと思います。
ギョーカイが流す情報は相変わらず、親子の子育ての自粛です。
その「自粛」の裏には、親と子の分離があり、そして目的は自分たちの支援を利用することになります。
もし、課題を解決する具体的な助言、より良く育つための援助があるのなら、こんなにも発達障害児の自粛は続かないはずです。


欧米では当たり前のように神経発達症が使われているのに、今もなお、「脳の機能障害」に固執し続けている日本のギョーカイ。
欧米からすれば、why?what's?
さざ波のような発達の遅れの状態、ヌケの状態なのに、あたかも大きな波が生じているかのように誇張し言い続けるギョーカイとメディア、そしてギョーカイ脳の人達。
「いやいや、このくらいの凸凹は育ててあげればいいじゃないですか」というのも、「障害特性だ」「治らないんだ」「生涯の支援が必要だ」と脅かし、自分たちの利益を確保しようとしている。
たまに外から「この程度は"未発達"。これで生涯支援、治らない、診断が外れないとかいうと笑笑」というと、ギョーカイ活動家とギョーカイ脳の人たちが騒ぎ出す。


昨晩も医療的ケア児の番組がやっていました。
発達障害は障害全体から見れば、限りなく健常寄りですし、軽度の障害です。
とっとと自粛は止めて、親子の子育て、関わり、家庭生活の中でヌケを育て直し、未発達は丁寧に育てていけばいいのです。
ギョーカイが恐れているのは、支援以外で育ち、自立していく人達の存在が公になること。
そうです、自分たちの不要不急の支援が切り捨てられることが一番怖い。
ワクチンのように、精神科薬で儲けたい人たちがいるのも事実。
ですから、やっぱり一人ひとりが考え、選択し、口先だけではなく実際に行動できることだと思います。
あとはテレビを消すこと、観ないこと。




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