世界自閉症啓発デーに出発

「この事業はどういった内容なのですか?」

開業届けに目を通した担当の方が尋ねました。

「自閉症の人たちが少しでも生活しやすくなるようなお手伝いをする家庭支援サービスです」
と答えましたが、担当の方のまだピンとこない表情も無理もありません。

「勉強も教えますが、基本的な生活習慣についても教えます。また、余暇やコミュニケーションの方法についても。相談にものったり、保護者の方と一緒に指導したりもします」

10分くらい説明させていただくと、「受理させていただきます。こちらの方でもいろいろ調べてみます」と言ってくださいました。


私が行おうとしている事業とは・・・。家庭支援サービスとは・・・。

「てらっこ塾」は、特定の形がないことが特徴なのかもしれません。

むしろ初めから決まった形がない方が良いと考えています。

利用していただける地域の人たちが、「成人支援を充実してほしい」といえば、成人の支援に特化していくかもしれません。

また、「子どもの支援に」という声が多ければ、子どもの支援に力を入れ、「余暇の充実を」となれば、余暇資源の開拓やイベントなどに形が変わっていくかもしれません。

ASDのための「てらっこ塾」は、私個人のものではありません。

この地域に住む自閉症の人たちのものになり、一緒に成長していければと思っています。

そのためにいつでも柔軟に、そしてニーズがあるならどんなことでもお手伝いさせていただきたいです。

コメント

このブログの人気の投稿

【No.1376】根本から治したいなら、これくらいやる必要がある

【No.1390】20年間、この世界に身を投じてきた私の結論

【No.1407】援助・支援・余計なお世話