2021年11月26日金曜日

【No.1204】治ったら終わりではなく、治ってから始まる次の発達援助

アメリカに移住した小室夫妻の動向をいまだに追いかけているメディアがいるみたいで、ビックリしました。
皇室を離れ、一般人として歩んでいく選択をしたのですから、もういいでしょう。
それを楽しんでみている読者、国民がいることも、私には理解できませんね。
みんな暇なのか、それだけ自分の生活が満たされていないのか。
男系男子のままで行くのか、それとも女系天皇の道を探っていくのか、その辺りに関心があるならまだしも。


日本の優れているところの一つに権威と権力の分離が挙げられると思います。
天皇は権威を持つけれども、権力は持っていない。
戦国時代の信長も、武力を持たない天皇の元に行き、頭を下げていた。
ほとんどの世界の国が権威と権力を同一にしているため、トップが倒されるとすべてがひっくり返ってしまうことが生じ、その都度、滅び、滅ぼされの道を歩んできましたが、日本は2000年以上続き、そのほとんどを平和に過ごしてきました。
ですから将来、愛子内親王が天皇として歩まれていく道を目指していくのは良いと思いますが、権威のもとになっている天照大神の子、つまり、男系男子が繋いできたY染色体の部分はどうするのかといった課題があるといえます。
ちなみにミトコンドリアDNAは母から子へ継承されますね。


昨年は通院や検査を控える人が多かったため、一時的に減りましたが、それでも戦後ずっと医療費は上がり続け、40兆円を超えています。
また「医師不足」と言われているものの、医師の人数もずっと右肩上がりで増え続けています。
医療費と医師の数は増えているけれども、患者さんは減る気配がありませんし、むしろ同じように増え続けている。
一般的にお医者さんの数が増えれば、健康な人が増え、患者さんは減るはずなのに、40代から80代の死因のトップは悪性新生物(ガン)のままです。
ここから考えられるのは、日本の医療は病気への対処が中心ということです。
病気にならないように、また再発などが生じないように、根本から治すということはメインではないのだと思います。


ですから、いろんなところで聞かれる「医師を増やせば、病気がなくなる」というのは成り立たないはずです。
むしろ治せる医師がいるのなら患者さんは減っていくはずで、医師が増えるというのは治せる医師よりも治せない医師が増えているということにもなります。
それはハッタツの世界だって一緒で、長年、「支援があれば」「支援者がいれば」「支援機関があれば」と親御さん達は言っていましたが、当時よりも増えたのは支援という名の介護と、教わった型にこだわる支援者たちです。
みなさんが求めていたのは、ただ御守りをしてくれる人たちだったのでしょうか。


そうはいっても、医師が、専門家が「どうにかしてくれる」と思っている人が多数なのが現実です。
なので、近頃、発達障害にならないためのほうに私の意識があります。
胎児期の愛着障害や鉄、栄養不足という指摘から、女性に対する指摘が多いように見えますが、男性のほうが気を付けなければならないと思います。
卵母細胞は三代(祖母→母→子)が影響し合いますが、精子はもろそのときの男性の生活、健康状態そのものが出ます。
女性だけが食事に気を付けていても、男性が添加物まみれの食事や睡眠不足、運動不足といった不健康では問題になります。
精子は男性の体内で作られるものですので、女性以上にその人の状態がそのまま表れるのだと思います。


海外では、男性が精子の状態をよくするためのエクササイズや食事指導という取り組みが行われています。
発達障害の予防という観点からも、近い将来、日本でもそういった取り組みが行われるはずです。
特にこれから元発達障害の子ども達が成長し、社会の中で自立して生きていく時代になっていきますので、そういった子ども達、若者たちに対する食事、睡眠、運動、健康などの教えが大事になっていくと思います。
発達障害が治ったあとの生活を整えること、健康を維持する習慣、力を身につけていくことも重要だと私は考えているのです。


発達のヌケや遅れを育て直す上でも、日々の生活を整えていくことは重要です。
しかし本来は、発達援助のみではなく、未病という観点から、成人後、次の世代を産み育てるという観点からも、発達に良い環境づくりは大切だと思います。
ヒトの発達とは、受精した瞬間に始まり、発達のヌケが育ちきったあと終わるのではなく、父母の代、祖父母の代、そして孫の代、ひ孫の代までの流れで見ていく必要があります。
近頃、治った子ども達、若者たち、そのご家族と関わる機会が増えましたので、そういった方たちへの次の発達援助として、こういった話をさせていただいております。




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