【No.1203】エクササイズをマジメに行えば治っていくと思う段階からもう一つ先へ
今年の函館の初雪は遅く、もう11月も終わろうかというのに、さらっと降った雪がすぐに溶けてしまいました。
最高気温が1ケタ台になりましたので、寒いのは寒いのですが、着替える時間がもったいないので、半袖&半ズボンのトレーニングウエアのまま、車に乗り込み、ジムへ直行。
マイルールは「積雪したら上着を着ていく」(笑)
どう考えても乾燥していてウィルスさん達が活発な時期、ヒトの免疫が下がる時期に入ったのに、北海道、もちろん、東北も一向に陽性者が増えていきません。
あれだけ「寒くなったら第6波」と言っていたのに、どうしたことでしょう。
考えられることとしては、デルタ株のような大きな変異が起きていないことと、ある程度、みんながデルタ株に暴露して集団免疫が成立したことが挙げられます。
ワクチン頼みの欧米は相変わらず収まる気配はなく、接種が進んだ韓国でも爆上がり状態。
「それは感染対策が素晴らしい日本だから」という声も聞こえてきますが、RSウィルスや手足口病は例年以上に増えているわけで、「コロナウィルスに対する感染症対策だけがバッチリ」とは言えないでしょう。
結局、第一波前にすでにある程度の日本人はコロナに感染していて、変異が起きるたびに自然免疫+獲得免疫で対処、集団免疫の成立となっていたのだと思います。
そう考えると、コロナ禍でもまったく関係なく、全国を移動し暴露し続けた私が風邪の症状一つ出なかったのも納得できます。
1400万人都市の東京で昨日の陽性者が5人。
神奈川、埼玉、千葉などから毎日300万人くらいが往来する東京。
どうして陽性者が減ったままなのか、それを分析するのが専門家のはずですがどうしたことなのでしょう。
増えることや苦しむことには興味があるけれども、減ること、みんながよくなることには興味がない。
または陽性者の増減はウィルス次第の自然現象のため、人為的にできることはないことがバレないようにダンマリなのでしょうか。
日本人の2人に1人はガンになると言われています。
しかしなぜ、人間はガンになるのでしょうか。
どうして日本人だけガンの患者さんが減っていかないのでしょうか。
既にアメリカではガンになる人、ガンで亡くなる人が減少傾向になっています。
日本人は長生きだから、ガンは遺伝だから、と言われますが、本当にそうなのか疑問です。
小児ガンの子どもは?
遺伝なら、どうしてガン患者が減っている国がある?
ガン細胞は日々体内でできているもので、それを免疫細胞が退治している。
つまり、その人の生活習慣によっても左右されるということだと思います。
だったら、どういった生活習慣がリスク要因になるのか、研究ができると思いますし、明らかになった要因は、専門家の人達によって積極的に発表してもらいたいものです。
ハッタツの世界が長くなりますと、どうして発達障害の予防、未病について意識が向かわないのか、そういった研究結果がなかなか公にならないのか、疑問に思います。
発達障害に関するリスク因子については、多数明らかになっているのに、そういったことを発言すると、トンデモ扱いになってしまいます。
ギョーカイの専門家だって、自分たちでリスク因子を研究している一方で、親御さん達にはいまだに「生まれつきの障害」と言っている。
本気で生まれつきの障害と信じているのは、専門家の話を盲目的に信じてしまっている親御さん達だけだと思います。
「生まれつき」だったら、妊娠期や出生の様子、成育歴など、根掘り葉掘り聞く必要はないのですから。
どんなときも被害をこうむるのは、真実を知らない当事者です。
物事には必ず二面性があり、また良い悪いというようにスパッと答えが出るようなものはほとんどありません。
世の中すべてが複雑系で、常に揺らぎが生じています。
コロナワクチンだって、まだ明らかになっている部分が少ないから今、走りながら治験を進めているのだといえます。
しかし、ハッタツの世界は「生まれつき」が強く、固定化されたものになってしまっています。
ですから、改善や治す、予防や未病の方向へと進んでいけないのです。
「生まれつき」というのは、親御さんを傷つけないための忖度であり、その忖度にかこつけて現状維持と支援という名の介護で手抜きをしている人達に気がついた方が良いと思います。
どうも日本人は、弱い方に意識が向きやすいようです。
ガン患者に、「そんな添加物まみれ、砂糖まみれの食事をしていたらガンになるのは当たりまえ」とは言わないで、さっさと抗がん剤治療と部位の切除が行われる。
そして生活習慣が変わらないもんだから再発し、また同じ治療が行われる。
同じように、環境要因から神経発達に影響が出たんだとはいえず、「はい、診断」「はい、療育」「はい、支援」となる。
それは親御さんの中で傷つく人がいるからだと思います。
ハナから傷つく人前提で、どんどんソフトな方向へ、どんどん軟弱な方向へと行ってしまう。
で、結局、最後には本人が良くない方向に行き、日本全体としても不幸になる人が多いから没落していく。
徒競走で「一番遅い子と一緒に手をつないで、みんなでゴール」みたいなことが氾濫し、どんどん取り返しのつかないところへ向かっている日本。
発達障害だって、このままのペースで増え続けたら、福祉も、医療も、教育も、立ち行かなくなり、障害の程度で言えば軽い発達障害の人達が一番に切り捨てられていくのは目に見えています。
どう考えても、医療ケア児や身体障害を持つ子ども達への支援のほうが必要なのですから。
小学生くらいから健康教育を行い、高校生ぐらいではきちんと神経発達症の予防やリスク要因について学んでいく必要があると思います。
「我が子の発達障害は生まれつきだけれども、改善したい、治したい」というのは、正直、どうなのかなと思います。
といいますか、そこの段階から抜け出せないと、真っ正面からリスク要因と向き合えないと、発達障害は改善しないし、治っていかないと思います。
なにかトレーニングや訓練、特定の動きや遊びをすれば良いと捉えているご家庭は、なかなか治っていかないものです。
何故なら、子どもが育っていく環境、神経発達が進んでいく環境づくりという視点が抜けているから。
いくらその子に必要なエクササイズをしても、2時間も3時間もメディア視聴やゲームを続けていたら、菓子パンやコンビニ飯を食べていたら、夜遅くまで起きていて睡眠のリズムが整っていなければ、神経発達にもっとも重要な酸素が十分に体内に取り入れられていなかったら…。
子どもが育つ環境づくり(内側と外側)がベースにあって、そこが整って初めて発達援助が始まるのです。
専門家が親を下に見ているのも、家庭での子育て力を信じていないのも問題ですし、専門家から言われたことをそのまま聞いてしまっている親御さんも問題です。
大事な我が子の一生がかかるものを、専門家という肩書だけの他人の意見で決めてしまうなんて、どんだけお花畑なのでしょう。
医師は医師免許を持った人であり、その人の技量とは別の話です。
運転免許を持っている人、すべてが運転がうまいわけでも、事故を起こさないわけでもないのと一緒です。
教員免許だって、持っていても教え方がまずい人はたくさんいます。
これだけ情報に溢れている時代なのですから、情報を取捨選択できる力が必要です。
「専門家が、テレビが言っていたから」という人から羊へと変わっていくのだと思っています。
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