2次元の世界から3次元の世界にきた!
「2次元の世界から3次元の世界にきた感じです!」
昨日、セッションした彼が"驚き"と"戸惑い"と"喜び"の入り混じった様子で報告してくれました。
彼は保育園の頃から、ずっと世の中が"テレビを観ているような感じ"で見えていたとのこと。
それが最近、五感が働くようになり、世の中のことを実感を持って見えるようになったそうです。
他にも、「家の匂いを感じるようになった」など、嗅覚が戻ってきたとも言っていました。
そんな彼とは、どのような取り組みを行ったかと言いますと、感覚に注目したトレーニングを昨年末から行っています。
日課としてバランスボールでのトレーニング、片足立ちなど。
また料理など、両手を使うような活動を続けてもらっていました。
前回のセッションでは、「指先の感覚が感じられるようになった」と言っていました。
このことから考えられることは、意図的に感覚入力を多くした結果だと言えます。
取り組みの前までは、彼はずっと自分の身体なのに自分の身体ではないような感覚を持っていました。
別の表現をすると、感覚刺激をうまくキャッチできていなかったのだと考えられます。
ですから、継続して五感を刺激するような負荷を与え、それにより伝達がうまくいっていなかった脳の部分が刺激され、発達したのだと思います。
「以前よりも疲れにくくなったし、ちょっとしたことで気持ちが折れにくくなった」とも言っていました。
私から見ると、バランスを意識した活動を多く取り入れていので、姿勢が良くなったように感じます。
また感情に幅が出たようにも感じます。
彼が表現した「2次元の世界」は、まさに自閉症の人たちが持つ特有の感覚なのだと思います。
そんなふわふわした状態なら、勉強にも身が入らないし、疲れやすくなるのも想像できます。
自分の感覚を取り戻した彼は、昨日から新しい目標に向かって勉強を始めました。
感覚面が発達→身体が整う→前向きな意欲が出る→行動する、という良いサイクルができたように感じました。
昨日、セッションした彼が"驚き"と"戸惑い"と"喜び"の入り混じった様子で報告してくれました。
彼は保育園の頃から、ずっと世の中が"テレビを観ているような感じ"で見えていたとのこと。
それが最近、五感が働くようになり、世の中のことを実感を持って見えるようになったそうです。
他にも、「家の匂いを感じるようになった」など、嗅覚が戻ってきたとも言っていました。
そんな彼とは、どのような取り組みを行ったかと言いますと、感覚に注目したトレーニングを昨年末から行っています。
日課としてバランスボールでのトレーニング、片足立ちなど。
また料理など、両手を使うような活動を続けてもらっていました。
前回のセッションでは、「指先の感覚が感じられるようになった」と言っていました。
このことから考えられることは、意図的に感覚入力を多くした結果だと言えます。
取り組みの前までは、彼はずっと自分の身体なのに自分の身体ではないような感覚を持っていました。
別の表現をすると、感覚刺激をうまくキャッチできていなかったのだと考えられます。
ですから、継続して五感を刺激するような負荷を与え、それにより伝達がうまくいっていなかった脳の部分が刺激され、発達したのだと思います。
「以前よりも疲れにくくなったし、ちょっとしたことで気持ちが折れにくくなった」とも言っていました。
私から見ると、バランスを意識した活動を多く取り入れていので、姿勢が良くなったように感じます。
また感情に幅が出たようにも感じます。
彼が表現した「2次元の世界」は、まさに自閉症の人たちが持つ特有の感覚なのだと思います。
そんなふわふわした状態なら、勉強にも身が入らないし、疲れやすくなるのも想像できます。
自分の感覚を取り戻した彼は、昨日から新しい目標に向かって勉強を始めました。
感覚面が発達→身体が整う→前向きな意欲が出る→行動する、という良いサイクルができたように感じました。
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