『樹陽のたより』に参加してきました!

今日は、ひきこもり当事者・経験者の集い「樹陽のたより」に参加してきました。
一言で表現すると、大変居心地の良い空間&時間!
当事者の人たちが、自分の心に浮かんだことを自分の言葉で語ってくれて、気づかされることも多く、楽しい時間を過ごすことができました。

話題の中で出てきた「BeingとDoing」という言葉。
世の中全体、余裕がないため、常に何かをすること(Doing)が求められます。
でも、そんな状態ばかりですと、疲れ果ててしまいます。
ですから、いてくれているだけでOK(Being)という実際の場所でも、心の空間でも、このようなところが必要だ、という話でした。

私も前々から「自閉症の人たちが心を開放できる場所を作りたい」と考えていました。
サークルのような形態もいいのですが、それよりも常時開放されているような場所ができたら、と思っています。
ふらっと立ち寄って、そこに行けば、理解者がいる。
日常生活の中では、自閉症を隠して生活している人たちもここにくれば、自閉症をオープンにできる。
私が目指している「自閉症のままで生きられる」を場所で表現したいです。
場所と空間をコーディネートする人員が課題ですが、是非この函館で実現したいと思っています!

一緒に行った発達障害の友だちが「有意義な時間だった」と言っていたように、私にとっても有意義な時間でした。

コメント

  1. これは私たち家族の夢でもあります。主人、娘、私のそれぞれの能力を生かし、当事者同士が話し合ったり、親御さんたちの悩みやぐちを言う場であったり、料理を楽しみながらリラックスした時間をすごしたり・・・そんな場所を作りたいと今夢見ています。

    返信削除
  2. 白崎の母さんへ

    それは素晴らしい夢ですね!
    この地域は「選択肢が少ない」ことが課題だと思っています。
    まずは、今ないサービスを作る。
    それから同じようなサービスを増やしていく。
    同じサービスでも1つしか選択肢がなければ、サービスの向上へとはつながっていきづらいと思います。
    ですから、白崎さんたちが考えるようなスペースが複数できて、利用者が選択できるような機会が持てる地域になれば良いと思いました!

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

【No.1376】根本から治したいなら、これくらいやる必要がある

【No.1390】20年間、この世界に身を投じてきた私の結論

【No.1407】援助・支援・余計なお世話