投稿

2月, 2026の投稿を表示しています

【No.1443】理解を助ける支援、援助

イメージ
例年よりも雪が多く降った函館。 やはり旧正月を迎えたあたりからプラスの気温が続くようになって、道路のアスファルトが見えるようになりました。 日本の気候、四季から言えば、1ヶ月半のズレがありますよね。 北海道の長い冬がようやく終わろうとしています。 今日は久しぶりのブログ更新で、「理解」について書こうと思います。 相談の依頼の多くは「我が子の発達の遅れを育ててあげたい」「我が子の〇〇について悩んでいるので対処、解決の仕方を知りたい」というものです。 最初はメールの文面でそういった相談がくるのですが、これってAIに同じ文章を書いて送っても良いのでは、と思います。 発達障害の治療や援助の実績は積み上がり、情報は溢れている。 だから、「言葉の遅れを育てたい」とAIに尋ねれば、それだったら「口の発達はいかがですか」「足の親指の力は育っていますか」なんて、すぐにhow-toが返ってくる。 今は完璧にはできないかもしれませんが、そんな時代はすぐそこまで来ているでしょう。 発達の遅れを取り戻した人、育てた人はたくさんいる。 発達障害の人あるあるの悩みを解決した人もたくさんいる。 AIは便利で素早く、そういった人、情報を繋げてくれる。 じゃあ、発達相談の仕事はなくなるか、といえば、そうは思いません。 なぜなら、本当に訊きたいのは育て方、対処法、解決の仕方じゃないから。 発達相談の仕事をして、もうすぐで丸13年になりますが、「悩み事に対する回答が得られれば満足です」という親御さんには会ったことがないのです。 いろんな悩み事、相談事がある。 しかし心から望んでいることは、「我が子のことを理解したい」という想い。 別の言い方をすれば、「理解できるはずの我が子のことが理解できず、苦しんでいる」というのが本当の姿ではないでしょうか。 一番そばにいる親である自分が我が子の言動を理解することができない、わかってあげることができない。 だからこそ、悩むし落ち込むし、その「少しでも理解してあげたい」という想いが本やネットでの情報収集、支援機関、専門家への訪問へとつながっているのだと思います。 私は発達相談という仕事を通して、まず「我が子のことを理解できない親御さん」のことを理解しようと考えています。 繰り返しになりますが、how-toを知りたければ、本やネットを調べれば私に依頼する必要はないのです。 ...