【No.1372】治ってほしくない>>>>>治したい>>>本気で治ってほしい

みなさん、こんにちは。
久しぶりの更新になりました。
最近は息子たちの少年野球のお手伝いが忙しく(笑)、先週も土日、審判をやっていたら真っ黒けになってしまいました。
私は高校時代で体中からゲボが出るほど硬式野球をやりましたので、もうそこからは「観る専門」ということで生きてきました。
だから息子たちに野球を教えることも、野球をやらせたいとも思っていませんでしたが、まさか二人とも野球をやるなんて、そして私が野球の審判をやるなんて。
審判はプレイヤーとは違った難しさや緊張感がありますので、やってみると楽しいですね。
「難しい」と思えるものほど燃えるタイプなので、YouTubeで「野球の審判講座」などを視聴し勉強しています(笑)


発達障害の方面でのご報告と言えば、やっぱり本気で治したい人は「少数派」ということですね。
口では「治したい」「治ってほしい」と言っていても、その言動からは「治ってほしくない」「治ったら(自分が)困る」というのが伝わってきます。
だって、みんな、根本には目を向けないから。
目を向けようとしたら、脊髄反射で逃げようとするから。
典型的なのが「この子の発達障害を治してほしい」という言動ですね。


間違ってはいけないのは、この子だけに発達障害があるわけではないことです。
もっといえば、発達の課題はその子と周りの共同作業です。
いくらその子に素因があろうとも、周りの環境が適切なら発達の後押しはできるわけで、また反対にいくらその子に素因がなかろうとも、周りの環境が不適切なら発達は遅れていく。
こういったことは本能的に親御さん、とくにお母さんは気付いているけれども、「いやいや、私の課題じゃなくて、この子だけにアプローチしてほしいの」と逃げてしまう。
自分の過ち、過去に向き合うことができなければ、我が子は治っていかない。
だって、自分と我が子はつながっているから。
そもそも発達障害は、というか、発達が遅れた状態は周りにいる親御さんや支援者が臨んでいる状態だというのは忘れてはいけないことです。


なので、やっぱり「治る」ってことは、親御さんが過去と今と本気で向き合うことなんだと思うのです。
どんなに辛くても、見たらゲボを吐きそうになったとしても、自分のクソなところ、ダメなところ、醜いところと向き合って、いったん落ちるところまで落ちる。
そして「陰極まれば陽となる」で、どん底から這い上がり、そこから本気で我が子の発達障害と向き合い、その子の幸せと自立のために行動していく。
「私は傷つきたくないから、お金払うんで、この子を治してね、治し方を教えてね」では治っていくわけないですよ。
「治したい」という親御さんの中に、どれだけこの本気さをもった人がいるのでしょうか。


「自分は悪くない」と思いたいから、「発達障害は生まれつきの障害なんですぅ」「理解が必要なんですぅ」と言っている親御さんが多数。
そして「治ってほしい」と言っている親御さんでも、我が子のほうをいじくって治そうとしている親御さんが大部分。
「我が子には変わってほしいけれど、自分は変わりません」って、はっきりいって自分のため、自分が楽になりたいために、我が子に治ってほしいんじゃないの?
SNSで「ツライ、ツライ」と呟いているのを見ると、「それは子ども自身の声じゃないよね」って思うんです。
子どもの望み、幸せって、自分の親が楽に子育てできることじゃないでしょ。


子ども達にとってはリスクは風邪並みだったのに、大人の保身と金儲けのために子ども達から3年間というときを奪った。
ハナからこんな状況が子ども達に悪影響を及ぼすなんてことはわかっていたのに、いまさら京大様の論文で発達に及ぼした悪影響が報告されるジャパン。
この国は子どもを犠牲にするのを厭わない国なんですよ。
「異次元の少子化対策」なんて言っているけれども、こんな国じゃあ、子どもを産み育てようなんて思うわけないでしょ。
学校に任せれば、社会や地域に預ければ、よりよく子どもが育っていくなんて言うのは、とっくの昔の話なんです。
子どもの発達を守るのは、保障するのは家庭の務め。


頑張った家庭とそうではない家庭で、子どもの成長と発達、未来が変わるのなんて当たり前。
ましてや、今すでに「発達の遅れ」が出ているのです。
外国人経営者に雇われるか、海外に出稼ぎに行くか、今の子ども達が大人になるころは大部分がどちらかでしょう。
「ニッポンの〇〇大学を出ました」「ハア?ドコソコ。タベタラオイシイノ?」ってのがすぐそこの未来。
だから、本気で治ってほしいと願う人、親御さんはよそ様を見ている暇はないですよ。
「ああ、あの子、ちゃんとやったら治るのに」と思う時間ももったいない。
治りたくない人は治らないし、本気で治したいと思っていない人も治らない。
世の中を変えるなんて無駄、ましてや、「発達障害に理解を」なんていうのは妄想の世界。


さあ、もうすぐで夏休みが始まります。
今しかできない体験を、日頃できなかった発達援助を。
実際に始まったら、日々に追われてあっという間に2学期が始まりますので、今のこの時期にご計画を!
有意義な夏休み、家族の楽しい思い出が増える夏休みになるよう私も応援しています!




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