【No.1368】てらっこ塾開業10周年

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書籍2冊(『医者が教えてくれない発達障害の治り方①親心に自信を持とう!(2021)』『ポストコロナの発達援助論(2022)』花風社)。
発達相談は1000名以上。
出張した都道府県は20県。
てらっこ塾が10年間で積み上げてきたものです。


2013年4月2日に開業したてらっこ塾は、本日丸10年を終え、11年目に突入します。
いま、この景色が見られるのも、多くの方たちが利用してくださったからであり、家族の理解と支えがあったからだと思っています。
心より感謝申し上げます。


開業当初と考えていた形態、仕事の内容とは今はまったく違います。
こんなにも乳幼児さんからの相談があるとは想像していなかったし、こんなにも「治る」方向で援助をするとは思ってもみなかった。
重度の知的障害を持つ自閉症児、または行動障害をもっている人。
そんな人たちが少しでも生きやすくなるように、自立してできることが増えるようにと考え始めた事業です。
しかし今では、自立のための支援、個人や家庭の発達援助の枠を飛び越え、社会問題として「発達障害を予防していくか」に向かっています。
「神経に不具合が生じたから、その神経を整え、育てる」から「神経に不具合を生じさせた原因の除去と予防のための啓発」です。


「モデルや参考になる支援者、事業はないだろうか」
そんなことを考え、開業の準備をしていましたが、同じようなことをやっている人は見つかりませんでした。
ですからこの10年間、その時々で「ベスト」だと思う道、方法を選択し、個人事業ゆえの強みである機動性、柔軟性、独立性をフル活用してきました。
心がけてきたのは社会の3年先を読むことと、自然な流れに身を任せ、自分の直感を信じて判断すること。


「3年間、無給でも大丈夫なくらい」の貯金をして始めたてらっこ塾。
こうやって11年目のスタートを切れたのは、まだまだやるべき仕事、責任があるからだと思います。
起業時、30歳の私も、40歳になりました。
まだ老け込む年齢ではないので新たなことにも挑戦を続け、同時に次の世代、今の子ども達によりよい社会を作って引き継いでいけるような命の使い方をしていきます!
今後とも応援、またご指導のほどよろしくお願い致します。




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