2015年2月12日木曜日

新たな道へ歩み始めたきみへ

きみはダメな人間だったんじゃないよ。
きみは根性がなかったんじゃないよ。
自分の脳に合わない勉強の仕方をしていただけ。
例えるなら、左利きのきみが、ずっと右手で文字を書いて勉強していたようなもの。
それだったら、字を書くだけで精いっぱい、疲れちゃう、手も痛くなるよね。
勉強したくなくなるのも無理がない。
燃え尽きてしまったのも仕方がない。

今日はきみにとっての記念日。
だって、自分の脳に合った勉強の仕方に気が付いたから。
きみは、周りの人と比べて劣っているわけでも、心が弱いわけでもないことが分かったよね。
長年のモヤモヤが晴れた、と言っていたきみ。
その目はすでに未来を見ていた。
これから今までの分を取り返すくらい勉強がしたいという気持ちを私は応援します。
多少回り道をしたかもしれないけれど、大丈夫!
きっとこれからのきみなら取り戻すことができる。

定型発達でも、そうではなくても、人はみんな自分を高め、成長していくことが大切。
自分の人生は、自分で切り開いていくしかない。
待っていても、誰も幸せにはしてくれない。
自分を幸せにできるのは、自分だけ。
人は成長することで、より豊かな人生へと歩き続けることができる。

私は今日のきみを忘れない。
晴れ渡った表情。
未来への視線。
そして、「やっと自分のことが好きになれそうに思えた」という言葉を。
こちらこそ、どうもありがとう。
きみの成長に関わらせてくれて。

2 件のコメント:

  1. なぜでしょう。読んでいたら涙が出て来ました。人生は良い意味でも悪い意味でも「一寸先は闇」だと思います。「闇」が明けたとき、何が見えるのかは「闇の中」にいたときに何を考え、何に気づき、信じること・大切にしたいもの・見守ってくれるもの・・・そうしたものに出会えるかどうかによって違ってくるように思います。今「闇の中」にいると感じている人達に良い出会いが訪れるように願っています。

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    1. 白崎の母さんへ

      このメッセージは、一年以上、支援に携わらせていただいている成人の方に向けたものです。
      白崎の母さんにも、共感する部分があったのだと思いました。

      私は自ら闇の中に入っていき、その方たちと一緒に考え、一寸の光を探していけるような支援者になりたいと思っています。
      光という希望が見えたら、そこからは自力で切り開いてもらうことを大切にし。

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