2015年2月17日火曜日

相談は専門機関へ(笑)

昨年、今年の自閉症啓発デーで、てらっこ塾の無料相談ブースを作らないか、とお話をいただきましたが、丁重にお断りした次第であります。
だって、函館には相談を専門にした機関がありますから。
そんな環境の中、相談ブースなんてやっていたら・・・汗。
畏れ多くて、畏れ多くて。

てらっこ塾では、基本的に相談支援はやっていません!
事業開始当初はやっていたけど(小声)。
今はパンフレット等から"相談"の文字をすべて削除しました。
でも、そうはいっても"相談"という依頼は、定期的にきます。

事業開始当初、行っていた相談を何故、やめてしまったのかと言いますと、上記のように相談の専門機関があるということが理由として挙げられます。
でも、それだけではなく、相談を受けるだけでは足りない人たちがいることに気が付いたからです。

自分が困っていることを相談し、専門家からアドバイスを貰うだけで実践でき、変わっていける当事者の方もいます。
しかし、アドバイスを言葉で受け取っても、それを実行することが難しい方がいるのも事実だと思います。
本来の器質として、実行機能の障害と表現されることもあります。
また想像力の違いから、専門家からの言葉の微妙なニュアンスや文脈を読み違えたり、気が付かなかったりして、的確に受け取れないこともあります。
このような自閉症の人が持つ苦手さから、相談だけ(言葉だけ)では足りない人たちもいると考えられます。

私は、利用者の方から依頼を受けるときは、言葉だけではなく、実際に手を一緒に動かすことを大事にしています。
彼らの苦手な実行機能を補うことを意識しているためです。
また実際にやっているところを見れば、体験すれば、自立して行う際の具体的なイメージが持ちやすいと考えられるためです。
生活リズムが乱れていると言われれば、一緒に日課を組み立てますし、気分の落ち込みが激しいと言われれば、一緒に気持ちが穏やかになるエクササイズを行います。
人付き合いがうまくいかない人とは、一緒に笑顔を作る練習や雑談の練習を実際に行いました。
とにかく『言葉+動作』は大事にしています。

依頼があり、相談という形をとることがありますが、それは相談自体で解決しようと思っているのではなく、あくまでその人の捉え方と理解度を確認するためです。
つまり実際の練習、トレーニングの前段階としてです。
てらっこ塾のメインのサービスは、実践を通してのスキルアップです。
相談は専門機関へお願いします(笑)

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