2015年2月7日土曜日

今、やっている療育の意味がわかりますか?

「あ~、そういう意味があったんですね」と言われることがあります。
もちろん、療育の意図やねらいについて説明したときの親御さんの反応ですが、私が行っている療育についてではありません。
お子さんが通っている施設や病院での療育についてなんです。
それも1度や2度の出来事ではありません。
それだけ、今、お子さんが受けている療育には、どんな意図やねらいがあるのかがわかっていない人がいるということなのでしょう。

ネームバリューで療育に通っているのかもしれませんが、それにしても預けっぱなしはよくないですね。
でも、それよりも、きちんと療育の意図やねらいを説明できていない支援者の方にも問題があると思います。

療育を行ってくれる施設や病院は限られていますので、いろいろな制限の中で実施しているのもわかります。
ただ一般的な親御さんは、一度説明されただけではわかりませんし、個別支援計画の紙をペラッと1枚渡されただけではチンプンカンプンなのは当たり前です。
私も支援に携わっている子どもさんの個別支援計画をよく見せてもらいますが、説明が荒かったり、専門用語が入ってたりと、それを読んだだけでは何を意図しているかがわからないものがあります。
ですから、支援者はきちんと親御さんにわかりやすい説明をし、療育の意図やねらいを理解してもらう必要があるのだと思います。

親御さんの中には、肩書でその支援者のことを信頼しきっている人もいますが、反対に肩書など気にせず、感じたままを表現する人もいます。
私から見たらお話しするのも畏れ多いくらいの専門家に対して、「あの先生は何もやってくれない」「結局、話を聞いてくれるだけで、本人は何も変わっていない」などと、言う親御さんも少なくありません。
やはりこのように親御さんに思わせてしまうのは、支援者側に問題があるのだと思います。
この子に今、やっていることにどんな意味があるのかがわからなければ、親御さんの療育に対する気持ちが萎えてしまいます。

はっきり言って毎日、療育をしても、本人の成長には足りないくらいです。
ましてや、数か月に1回などの療育では大きな効果が望めません。
そうすると、療育機関に通っていない多くの時間の家庭生活が重要になります。
つまり親御さんに療育の意図を理解してもらい、家庭生活の中に取り入れてもらう必要があるのです。
そのためにも、支援者と親御さんのコミュニケーションを活発にし、お互いが行っていることを理解し合えることが重要だといえます。

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