2015年2月7日土曜日

姿勢を保持できていますか?

通常学級に在籍しているお子さんで、学校の勉強に遅れがちなことについて相談を受けることがあります。
字がうまく書けない
計算をよく間違える
文章題が解けない
など。

学校の授業についていけなくなるのには、様々な理由があるのでしょう。
教室の環境だったり、本人の特性だったり。
そんなとき、よく出てくるのが特別支援学級の先生。
せっせと物理的構造化をしたり、特別な教材を用意したり。
でも、実際のお子さんを見ると、もっと根本的な理由から授業についていけなくなっていると思うことがあります。
それは、姿勢を保持できないこと。

椅子に座っている様子を見ると、身体が斜めになっていたり、時間が経つと前かがみになったりと、姿勢の保持が難しいお子さんがいます。
姿勢を保持することが難しい身体を持っているのですから、そんな状態で授業に集中しなさいと言っても難しいと考えられます。
お子さんの様子を見ていると、自分の身体を支えていることに多くのエネルギーを使っているように感じることもあります。

私たちだって勉強や仕事をするとき、身体が斜めになっていたり、前かがみになっていたりしたら、集中して作業を行うことができないことは想像するに難しくないことです。
私たちが一定の時間、勉強や仕事に集中して臨めるのは、意識しなくても姿勢を保持できているからです。
特別支援というと、すぐに視覚的支援を想像し、実行しがちですが、もっと根本的な"身体"について注目する必要があるのではないか、と思っています。

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