2016年2月27日土曜日

慰謝料もきちんと請求する

一つ前のブログに関連して、本人に責任を取ってもらうときには、慰謝料がミソになります。
例えば、お兄ちゃんのおもちゃを壊してしまった。
そうしたら、同じおもちゃを買って弁償するのは当然なことで、さらに慰謝料も払ってもらいます。
つまり、物に対する弁償と、心のダメージに対する弁償ですね。

これもあるあるなんですが、「同じものを買ってきたから良いだろ!」という態度の人っているんですよね。
「壊したら、同じ物を買う」「同じものを買えば、終わり」という考えの人。
これって怖い考え方なんですよ。
物って持ち主の愛着、思い出っていうのもあるので、金額だけでは測れないですし。
もし高価な物を壊してしまったら、弁償できないですし。
人の命を奪ってしまったら…。
極端な話と思われるかもしれませんが、物と人、命の境目がはっきりしていない人もいるんですよ。
だから、「弁償すればいいんでしょ」という考えでは、同じことを繰り返してしまったり、後から取り返しのつかないことになってしまったりする危険性があるんです。

相手の視点を想像することの苦手な人の場合には、きちんと慰謝料もとるべきだと思いますね。
"心のダメージ"という見えないものを見えるようにするためにも。
相手に損害を与えるってことは、それを元通りにするだけではなくて、気持ちも元通りにする必要がある。
または、気持ちの元どおりができなかったとしても、それに見合うだけの責任を果たさなければならないことを。

私は支援するとき、必ず「弁償プラス慰謝料」で教えます。
謝罪のみというように、決して責任を曖昧にはしません。
責任を果たすというのを、きちんと身を削って行ってもらいます。
たくさん誤学習している人達がいるからです。
家庭も、学校も、小さな社会です。
この小さな社会で、きちんと社会のルールを学ぶ必要があります。
誤ったことを教えてはいけません。
結局、将来、傷つくのは本人たちです。
見える損害だけしか気が付いていない人には、きちんと見えない損害についても伝えることが正しい情報提供の仕方であり、正しい学びとなります。
「謝罪のみ」「弁償のみ」では不十分であり、誤学習の元となるのです。

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