2016年2月6日土曜日

日々の生活の中に"修行"を組み込む

日々の生活の中に、どうやって"修行"を入れていくか?
これが発達援助の大事な視点。
本人とも、保護者の方とも、よくお話しすることです。

脳みそや身体の発達って、継続性が必要です。
1,2回、ちょこっとやったからって大きくは変わらないですね。
私の支援だって、そう。
週に1回、1時間くらいやっても、発達はしませんね。
知識の習得や、誤った認識をズバッと切るのでしたら、1回でできることもあるでしょうが。

多くの場合、表面的な課題の解決には、根本的な発達が必要です。
ですから、セッションの中で、その人に合った発達のさせ方を教えることに重きを置きます。
知識の習得、誤った認識を正すのは、脳みその表面に対するアプローチですし、これだって脳みその表面に対するアプローチです。
私とのセッションは「脳みその表面」
日々の生活では「脳みその深い部分」
というのが、私が考える発達援助です。

日々の生活の中に修行を入れることって、何だか難しそうに聞こえますが、そんなことはありませんよ。
どうやって、その個人に最適な修行を作りだすかっていうのは、コツがいりますが。
脳みその発達の凸凹って、行動に表れます。
ですから、凹の部分にターゲットを絞り、凹が刺激されるような動きを考え、入れるようにするのです。
脳に凹があれば、左手を使うようなお手伝いをしたり、右脳と左脳の交流がうまくいってなかったら、両手を使うお手伝いをしたりとか。
身体の使い方に不具合があれば、スムーズに行かない動きが入った遊びをしたり、感覚面の不具合があれば、調整しながらその刺激を入れたりとか。
アイディアは、人の数だけ無限にありますね。
その土地土地の資源や、四季を取り入れられたらGood idea!!です。

まだ年齢の低いお子さんだったら、遊びの中に修行を組み込むのが良いですね。
年齢が上がってくれば、お手伝いの中に組み込んだり、本人の中に意識があれば、最初から「〇〇ができるようになるための修行です」って言って、修行として日課の中に組み込ませたりします。
さらに大きなお兄さん、お姉ちゃんになれば、脳みその勉強や身体の勉強と一緒にやっても良いです。
とにかく、できるだけ、自然な形で、特別なことをしないのが理想です。
だって、継続が大事ですから。
いろんな種類に手を出すよりも、1つのことでもコツコツと。

自分の脳みそ、身体を発達させるのに、他人がいないとできないっていうのは、おかしなことですね。
自分の脳みそ、身体ですから、自分自身で発達させられるのが良いに決まってます。
それを「私がいないと、発達できないんですよ」というのは、怪しい宗教か、詐欺師です。
まあ、商売をメインに考えている人も、そう言うかもしれませんが。

とにかく自分自身を発達させるのは、自分しかいません。
それも一気に発達なんかできませんから、コツコツ継続することです。
コツコツ継続するには、日々の生活の中に自然な形で組み込ませるのが、賢い手です。
学校だって、一日の中の数時間、療育機関だって週に1時間くらいなもんです。
それ以外の時間、発達できなければ、どうしましょうね。
他人にお願いして発達させてもらうくらいだったら、最初からその人に合った発達の仕方を教えりゃあいいじゃん、というのが私の考えでもあり、仕事のスタンスです。
だから、皆さん、どんどん卒業していくのです。
いくら経っても卒業しない支援っていうのは、端から卒業させるための支援じゃないってことですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿