2016年5月17日火曜日

自閉症の当事者ではなく、自分の人生の当事者に!

私は当事者の方たちに言いたい。
「ちゃんと当事者意識を持とうよ」と。
これは自閉症の、発達障害の“当事者”という意味ではないです。
自分の人生の“当事者”という意味です。

支援者は、自閉症の人達のことを「当事者」と呼びます。
「当事者の方が前向きに生きられる社会に」
「当事者の意見を大切にしましょう」
「当事者の方が生きやすくなる支援を」
などなど、当事者を中心とした支援を目指すと言います。
でも、だからといって、支援者があなたの生活、人生を豊かにできるわけではありません。

支援者と呼ばれる人達には、医師や教師、相談員などがいます。
彼らは一般の人達よりは自閉症の知識を持っていて、仕事として支援しています。
しかし、自閉症の知識があったり、自閉症支援ができたりしますが、それはあなたの持つ“自閉症”の部分に対して支援ができるという意味です。
決して、あなたの生活、人生すべてを支援できるというわけではありません。
自閉症だからあなたなのではなく、あなたの中に自閉症があるのです。

あなたを支援できるのは、あなたしかいないと思っています。
何故なら、あなた以外は、みんなあなたではないから。
他人はあなたの生活が豊かになって、より良い人生、幸せになってほしいと願うことがあります。
でも、自分自身が本気で「成長したい」「幸せになりたい」と思わなければ、未来を変えることはできません。
だって、あなたと24時間365日一緒にいるのは、あなただけなのですから。
「生涯に渡る支援を」と言う支援者はいますが、一生あなたの側にいられる支援者はいないのです。
あなたの行動を変えられるのは、あなただけです。

「この支援者の言う通りにしておけば、任せておけば」なんて考えるのは甘いです。
自閉症の部分が改善できれば、幸せになれるわけではありません。
自閉症=あなたではありませんし、支援者はあなたの自閉症の部分のみ支援しているのですから。
よく当事者の方で生活や人生がうまくいかないのは「自閉症のせいだ」と言う人がいますが、それは大きな間違いです。
いま、幸せを感じられていなのなら、それは自閉症だからではなく、あなたの考え方、行動、生活、環境が幸せではないからです。
持って生まれた自閉症は変えることができないかもしれませんが、あなたの考え方、行動、生活、環境は変えることができるのです。

支援者のアドバイスを聞くことは大切なことです。
でも、そのまま言う通りに動いてはいけません。
必ず自分の頭で考え、自分の意思で選択しなければなりません。
その瞬間、瞬間で、自分がベストだと思う選択を。
あなたの人生は、あなたのものですから。
支援者のものでも、親のものでもありません。
あなた自身が自分の意思で選択することで、自分の人生を歩むことになり、自分が思う幸せな方向へと進むことができます。
これこそが自分の人生の“当事者意識”を持つことです。
周囲の期待とは別の選択をしたとしても、結果的に自分自身が幸せを実感できたら、それでよいのです。

私のブログを読んでくださる方の中には、自閉症、発達障害の当事者の人もたくさんいます。
その当事者の方たちを見ていて感じること、思うこと、伝えたいことを500号の文章にしました。
もちろん全員ではありませんが、支援者や親御さんの言葉を絶対視したり、それを守っていれば幸せになれると思っている方もいます。
また、すべての原因を自閉症、発達障害のせいにしたり、個人よりも自閉症、発達障害が全面に出ているような方もいます。
私は自閉症の当事者としてではなく、自分の人生の当事者として成長し、幸せになってほしいと願っています。
そして、自分の人生を豊かで、幸せなものにするための手段の一つとして、私や支援者を利用してもらえたらと思っています。

ブログを1,000書ければ、ブログに関してはようやく一人前だと思っています。
今回で500号ですから、まだまだ半人前。
折り返しの500も、読んでくださる方の少しでもプラスになるように、自分自身が成長できるために頑張ります!

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