2013年12月11日水曜日

①性情報をコントロールできない社会

昨晩、性教育について考えていることをブログに書いたところ、朝の時点でいつもの倍以上の方たちに見て頂いていました。
それだけ障害を持った子どもたちと性教育について関心が高いという表れなのかもしれません。
あまり表だって実践しているところもありませんし、立場上これらの内容について発言しにくい職業の方たちもいらっしゃいます。
また、私自身よくお聞きすることですが、息子がいるお母さんたちから「男性のことについてわからないし、教えられない」ということもあると思います。
そこで私が経験や学んだ範囲で、障害を持った子どもと性についての考えを述べ、みなさんが考えるきっかけにして頂きたいと考えました。


私たちが子どもだった頃に受けた性教育で何か覚えていることはありますでしょうか?
私が子どもだった頃は、ちょうどエイズの問題にスポットライトが当たっていた時期でしたので、エイズについての講演会を学校で聞いた記憶があります。
そのとき、避妊について話がありましたが、具体的な方法については話されていなかった記憶があります。
また学校の保健体育の授業でも、性についての授業もありましたが、「精子と卵子が出会って・・・」「二次性徴とは・・・」という基本的な話が主だったように記憶しています。
避妊やマスターベーションの仕方など、実践的な話はありませんでしたし、教える先生の方もいつも違う雰囲気で、年に数回という形で授業が行われていました。
どちらかというと性教育は積極的に行われていませんでしたし、社会もそれで良かったのかもしれません。

しかし、今はその社会が変わっています。
電車の中吊り広告に、性を刺激する表現。
テレビをつければ、ドラマでも、CMでも男女は抱きしめ合う。
マンガや雑誌も簡単に手に入り、インターネットを開けばすぐに性情報にアクセスできます。
一人一台の携帯電話、フィルタリングを巧みにすり抜ける出会い系もあります。

「このような社会が悪いんだ」と言っても何も変わりません。
性情報は、私たちが子どもだった頃と比べて、誰でも簡単に手が届くようになっています。
誤った性情報を完全に手の届かない場所に追いやることは不可能です。
今、子どもと接している大人たちは、子どもが男の子でも、女の子でも、障害があったとしても、なかったとしても、まずは"きちんと性について教える"という心構えが大切だと考えています。

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