2013年6月22日土曜日

社会を変えるのは障害を持った人自身

10年前に子育てをしていた親御さんとお話しすると、「今の方が障害を持った人にとって生活しやすい社会になった」とみなさんおっしゃいます。
まだまだ障害を持った人にとって理想的な社会とは言えませんが、確実に前進しているのだと思います。
それでは少しずつですが、社会を変えていったのは誰でしょうか?
家族が子どもの代弁者となり、社会を変えるための大きな役割を果たしたのだと思います。
また障害を持った人たちを支える教育、福祉、医療、行政の人たちの力もあったと思います。
しかし、直接社会を変化させてきたのは障害を持った人たち自身であると私は考えています。

障害を持った人たちの支援を専門に行っている人でも、100%彼らのことを理解することは難しいです。
ましてや障害を持った人たちと関わったことのない一般の人たちはなおさらです。
では、どうしたら一般の人たちの認識が変化していくのでしょうか?
それは実際に障害を持った人たちと関わることだと思います。
きっかけは法律だったにしろ実際に雇ってみて、彼らの働く姿から雇い主や同僚の認識に変化が起きたことも多いと思います。
習い事をしたり、公共の施設や保育園などを積極的に利用したりすることにより、地域の人たちは関わる機会ができ、その活動を通して理解が深まったことも多いと思います。
教育の力によって成長していく姿が、支援者の意識を変え、教育の質の向上にもつながってきたことも多いと思います。
「10年前よりも良い社会」は、そんな一人ひとりが作ってきたのだと思います。

今を生きる障害を持った人たちが、今後生まれてくる子どもたちの未来の生活を作っていくのだと考えています。
障害を持った人たちは一人ひとり役目があり、皆、社会を変えていく力を持っていると思います。
障害を持った人たちが自分の持っている力を発揮し、積極的に社会に参加し、自分らしく生き生きとした人生を送ることが周囲の人たちの認識を変えていくのだと思います。
そのためにも、私は障害を持った人たちが様々なスキルを身につけるお手伝いをすることによって、彼らが自分たちで生活しやすい社会に変えていくことをサポートしたいと考えています。

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