2013年6月30日日曜日

10年先、20年先の函館を見る

現在、私は30歳。
まだまだ勉強が足りません。
コネも、お金もありません。
そんな私が起業を急ぐのには理由がありました。
それは10年後、20年後先を見たとき、今始めるべきだと考えたからです。

私は学校を卒業してからが人生の本番だと考えています。
例えば、3歳で自閉症の診断を受けたお子さんの支援に私が関わったとします。
その子が高等部を卒業し、社会に出るのは15年後。
15年後の私は45歳です。
45歳という年齢は、まだ現場の支援者としていられる年齢です。
それが起業が5年遅くなると私は50歳。
50歳という年齢は、後進の支援者を育て、徐々に道を譲り始める年齢だと思います。
(支援者は経験や知識も大切ですが、それよりもフットワークの軽さが重要だと考えています)
起業することが後になるほど、私も年を取ることになります。
ということは、関わったお子さんが学校を卒業し、社会に出て人生の本番を迎えるときの支援に責任が持てないということになります。

子どもが成人したとき、自分の持っている力を最大限発揮し、自分らしく充実した生活へ歩みだした時点で支援者としての責任を果たしたことになると私は考えています。
成人になったときの生活に責任を持てない状況で、あれこれ支援に口や手を出すことはいけないと自分自身で思っています。
そのように逆算して考えると、30歳の自分は早すぎず、遅すぎずの時期だと考えました。

10年前、私が学生だったとき、障害を持った子どもが学校以外で過ごせる地域の資源は限られていました。
それが今、選ぶことができる数だけ地域資源は増えています。
ある程度増えた地域資源は、今後10年で"数"から"質"へと求められるものが変わっていくと思います。

てらっこ塾は自閉症の人たちの学びをサポートします。
10年後、障害を持った子どもたちも、学校以外の場所で教育を受けることが、当たり前のようになると思います。
そして20年後には、そんな教育の場の"質"が求められる時代が来ると思います。
10年後、20年後、障害を持って生まれた子どもも、家族ももっと住みやすく、子育てしやすい地域、社会にするために今、一歩を踏み出すことが大切だと思い、てらっこ塾を始めるに至りました。

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