2018年2月23日金曜日

「合理的配慮と発達保障」(花風社)を読んで

今日は花風社さんの創立22周年の記念日です。
その記念日に、電子書籍「合理的配慮と発達保障」という新刊が出版されました。
これからも花風社さんから電子書籍での出版があるということでしたので、この機に私も、スマホとパソコンにアプリを入れました。


スマホで簡単に読めるので、今朝ダウンロードしてから空いた時間に少しずつ読み進めることができました。
今回のテーマは合理的配慮であり、この頃、いろんなところで耳にする言葉です。
でも、確かに言葉は良く聞くけれども、きちんと説明できる人が少ないかもしれないと思いました。


「これは合理的配慮です」と言われたとき、何でかを言語化できなくても、モヤッとすることがあると思います。
反対に、自分にとって必要な配慮であり、それを求めても、「その配慮は認められない」と言われることもあると思います。
そういったとき、この本で語られていることは、大きなヒントになるはずです。


私は、学生さん達との関わりの中で、「支援者に合理的配慮を説明してもらうよりも、自分の言葉と行動で配慮を主張し、認めてもらえるようになる必要がある」ということを伝えています。
確かに、支援者という立場を使い、説明していった方が、よりスムーズに認められることがあるかもしれません。
でも、高校、大学を卒業したあとは、自分で必要な配慮を求めていかなければなりません。
支援者がいないと配慮を求めることができなければ、いくら一般就労する力、自分自身で生活できる力があったとしても、支援から自由になれないのです。


ですから私は学生さん達に自ら説明し、配慮を求める力をつけてもらいたいですし、そのための良い機会が高校や大学、専門学校の中にあると考えています。
せっかくいろんなことを学ぶ機会が得られ、将来、自立して生きていける力を持った若者たちなのですから、社会の中で支援や福祉という枠にとらわれることなく、自由に自分の人生を謳歌してもらいたいのです。
そのためには、「合理的配慮」を自分なりに噛み砕き、理解する必要があると考えています。
当然、そういった若者たちを支援する立場の者も、明確に説明できるくらい学び、考える必要があると思います。


タイトルにもなっているように合理的配慮と“発達保障”がポイントだと思います。
合理的配慮は、本人の発達を保障しますし、そうして成長発達できる人がいることは、社会のためになります。
本人のより良い学びと人生のため、より良い社会のために、合理的配慮をしっかり捉え、自分の言葉で説明できることが大切です。
そのきっかけを貰える本だと感じました。
スマホがあれば、面倒な手続きもなく、すぐに購入し、読むことができますので、紙の本だけではなく、電子書籍もお勧めいたします!


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