2013年11月12日火曜日

注意するときは一言添えて

注意するとき、
「私はあなたのことを大切に思うから言うけど」
「あなたが成長してほしいと思って言っているのだけれど」
「同じ失敗をしてほしくないから」
など、きちんと注意する理由を言っていますか?

「そんなことわざわざ言う必要あるの?」という声が聞こえてきそうですが、結論から言うと必要なんです!

自閉症の人たちは一点集中型なので、注意された言葉自体に強く注意を向ける傾向があります。
例えば、「忘れ物しないように気をつけなさい」と注意された場合、「わすれものしないようにきをつけなさい」という言葉ばかりに注目してしまうため、ただ注意されたという印象しか残らないことがあります。
その結果、自分は否定された、ダメな人間だ、などと捉えてしまうことがあります。
これは特に自尊心が低い方によく見られる傾向です。

定型発達の人たちは、言葉以外にも注目するため、相手の表情や状況からどの程度の重みがあるのか、相手が自分のことを思って注意してくれているのか、などを読み取り、想像することができます。
よって、注意する意図を伝える必要性は低いかもしれません。
しかし、自閉症の人たちは言われていないことに気が付きづらい傾向があります。
ですから、注意するときには「私はあなたのことを大切に思うから言うけど」など、注意する意図をきちんと伝える必要があります。
その一言によって、自閉症の人たちが誤解を招くことや自尊心を傷つけることを減らせるはずです。
「決してあなたを否定しているつもりはない」というメッセージをきちんと伝えましょう!

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