2018年3月27日火曜日

子どもの支援よりも、私の支援

相談メールに真剣にお返事書いたらキレられました。
花粉症は治ったけれども、生き辛い春です…(笑)


このような反応は、メールでも、面と向かった相談でも、たま~にあります。
理由は簡単。
「相談」という形でやってはくるけれども、「相談なんですが~」と口では言っているけれども、アドバイスがもらいたいわけではないんですね、特に我が子に関して。
それよりも、自分がやっている子育て、支援、対応をそのまま「いいね!」って言ってほしい。
ただそれだけ。


だから、私がアドバイスしようもんなら、それがすぐに「否定された」という風に捉えちゃうし、もともと支援が欲しいのは子どもじゃなくて自分自身だから、自分自身に対するアドバイスなら聞く耳はあるけれども、子どもに関するアドバイスはパニックorスルー。
実際、子どもさんはもちろんなんだけれども、親御さんに支援が必要だ、という方は少なくありません。


親御さんが辛くなってしまう背景には、いろいろなものを感じます。
協力してくれる家族がいないことや親御さん自身に発達の課題があること。
頼った支援者が治せない人であったり、我が子よりも自分がしたい支援をするような人であったり…。
まあ、理由は様々。
でも、そこで「お母さんもお辛いですね~」とやっていてはダメだと思うのです。
「〇〇くんが自分自身で課題をクリアし、治していこうとするんだから、お母さん自身も課題解決に向かって動かなきゃ」と私は良く言います。


自分自身が辛いと、また余裕がないと、親としての本能が発揮できないんですね。
だって、親である前に、親になる前に、自分でいること、自分の身体、心、存在を守ることで精一杯だから。
目の前に子どもがいて、明らかに親なんだけれども、その親御さんが幼く見えることもあります。
子どもさんの横に、もう一人子どもさんが並んで座っているような感じ。
「この子を助けてください」と確かに言っているのに、途中から「私を助けて」という声が聞こえてくる。
私と顔を合わせた瞬間、泣き崩れる親御さんは少なくありません。
相当なプレッシャー、そして日々の生活の中に辛さがあるのだと思います。
だからこそ、支援者は治さなきゃならんのです。


親御さんが辛いままですと、自分が優先になり、自分にとって都合の良い支援者を求めてしまいがちになります。
我が子に対して厳しいことも言ってくれる支援者は避け、我が子も、自分のこともありのまま受け止めてくれる支援者を求めるようになる。
そして、支援者と親御さんが仲良しこよしで、子どもが蚊帳の外なんて風になるのは、みなさんも良く見聞きすると思います。
これでは、子どもさんの発達、成長を後押しすることができませんね。


ちなみに、こういった状態を私は「ホスト(ホステス)通い破産」と言っています。
ホスト、ホステスさんは、いつでもいい子いい子をしてくれる。
だって、お客様だから。
支援者も同じ。
親のことをお客様だと思っているからいい子いい子してくれるし、ありのまま受け止めてくれる。
その子のことを本気で、最優先に考えていたら、そんな無責任なことはできません。
課題があるから困っているんだし、課題をそのままにしても大丈夫なら支援者はいらない。
「ありのまま」なんて言う支援者は職責放棄で、親御さんをお客様として見ているんですね。
そしてまた支援者が醸し出すお客様扱いに違和感を持たない、反対に居心地が良くなってしまうのは自分が王子様、お姫様になりたいからであり、現実が辛い証のように感じます。
課題や問題が解決しないまま時間ばかり過ぎていくと、借金のように利子がついて、問題解決がどんどん難しくなっていくのも同じです。


現実が辛いままですと、青くなった建物を見て、気持ちよくなってしまいます。
親御さんの希望は、建物を青くすることではなく、我が子が課題をクリアし、より良く発達、成長していくことのはず。
建物がライトアップされていなくても、我が子が、家族が幸せなら良いでしょ。
それが青く照らされた建物をまるでシンデレラ城のように見えているとしたら、協力することでしてくれる支援者からのいい子いい子を得られ、気持ちよくなっているのです。


青いお祭りが一般の人の心に届かないのは、その言葉に乗ってくる気持ちが辛そうだから。
辛い人を利用し、辛い人を使って、自分たちのお客様開拓をしていても、そこに心は動かされません。
それよりも、自分自身の課題をクリアし、まじめに勉強、仕事をしている姿の方が多くの人の心を動かすことができます。
だからこそ、本人が辛いままもダメ、親御さんが辛いままもダメ。


親御さんが辛いままだと、自分の辛さをどうにかしようと動き始めてしまいます。
そこにちょうどホスト、ホステスさんのように、都合良くいい子いい子してくれる支援者という存在がある。
普通、いい子いい子してくれるのは家族か、お金を貰っている人だけ。
だから、他人であり、本人を支援するはずの支援者が、親御さんをいい子いい子するなんて異常です。
いい子いい子してほしいのなら、税金ではなく、自分のお金を使うのが筋。


子どもにとって必要なアドバイス、後押しをする。
耳の痛いことでも、その子のためならしっかり伝える。
たとえ御上の指示がなかったとしても、社会のルールを都合よく変え、社会のためにならない忖度をしてはならないのは、どこの世界でも大事なことだと思います。

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