2018年4月2日月曜日

時計の針を進める力

「今の日本はー」「今の世界はー」などと言う人がいますが、時間という縦軸で捉えると、少しずつですが確実に良い社会になっていますし、人類史上、一番良い時代を私達は生きているのだと思います。
飢えに苦しんでいる人もまだたくさんいますが、人類の歴史のほとんどは飢えとの戦いであり、今のように食料がある時代はつい最近の話です。
世界の平均寿命は延び続け、子ども時代に命を落とすものは減り、自らの命を全うすることのできる人達が大勢いる世の中。
争いによって命を落とす人も、争い自体も減ってきているのです。
ヒトが受精した瞬間から発達、成長へと進んでいくように、人類自体も少しずつですがより良い方向へと進んでいます。


私の中にはこういった考えがありますので、時計の針が進めば、より良くなっていくものだと思っています。
ですから、私が携わっている特別支援の世界もより良い方向へと進んでいく、変わっていくと思います。
一部の人間が自分たちの商売と愛着の埋め合わせのために、発達障害の人達をそのままにしておこうとしていても、社会のニーズと人類の歩みを見れば、より良い方向が治る方を向いているのが明らかです。
どんなに抵抗する人がいようとも、自然な流れ、治る流れは止められないはずです。


流れは治る方向へと進んでいますが、その時計の針をより早く進めている人達がいると私は感じています。
その人は自分が学び、深め、得てきた知見を伝えることで、時計の針を押しています。
その人は方々に散らばった知見を集め、縁を結び、一つの形として作り上げ、発信し、残すことで、
その人は自分の人生と真剣に見つめ、良かったことも、そうではなかったことも、向き合う勇気と力強さを発揮することで、
その人はより分かりやすく、より相手の心に直接的に語り掛けることができる資質を磨き、活かすことで、
その人は親としての本能とまっすぐな親心によって我が子を治し、社会に送りだすことで、時計の針を押してます。
こういった人達がいるおかげで、時計の針は5年、10年と早まっている、早めることができていると感じます。


人類の歴史から見れば、5年、10年などは一瞬といえます。
でも、今を生きる私たちから見れば、その5年、10年はとても大きな意味を持ちます。
5年早く時計の針が進めば、小学1年生の子が12歳になる頃に得られたであろう知見を今得ることができるかもしれません。
10年早く時計の針が進めば、これから10年の間に生まれてくる未来の子ども達が生まれ出た瞬間から治す道を歩むことができるかもしれません。
人にとって5年、10年はその人の人生に大きな影響を与えます。


自分の仕事を振り返れば、理想には程遠く、時計の針を進めるような活動はできていません。
かろうじて流れを感じ、その流れに合わせ、遅れないように必死についていっているという状態だといえます。
しかし、いずれかは治る方向へと進んでいる時計の針を押すような仕事をしたいと思っています。
たとえ1日でも、1時間でも、1分でも良いので、時計の針を進める動力になりたい。
それができれば、自分の命をきちんと使えたと感じられるような気がします。


本日より開業6年目に入ります。
10年一区切りと考えれば、折り返しに入りました。
自らの腕を磨き、一人でも多くの方達の治るための後押しをすることが中心のままですが、それと同時にどうすれば時間の針を進める仕事ができるかも考え、模索しながら走っていきたいと思います。
6年目のてらっこ塾もよろしくお願いいたしますm(__)m

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