2014年6月9日月曜日

「学校恐怖症では」と思う

通常学級に在籍している自閉症の子どもたち。
その中で、学校に行くことができない子ども達と関わっていると感じることがあります。
学校に対して恐怖を感じている子どもたちがいるということを。

恐怖を感じていることは、一人ひとり違います。
情報が整理されていない教室や他の子ども達の声や動き。
整えられていない環境からの刺激に圧倒され、恐怖を感じている子どもがいます。

周囲の子ども達とうまく関われなかったり、目立つような行動をしてしまう。
その結果、いじめの対象になり、そのことで恐怖を感じている子どもがいます。

担任の先生が自閉症に関して無理解で、激しい叱責や強引な指導をする。
先生の方は事の重大さに気が付いていないが、たった1回のことであっても恐怖を感じている子どもがいます。

不登校支援は「体も、心も、ゆっくり休むことが大事」という話を聞きます。
学校という中で疲れ果てている子ども達は心身の休息をとることが必要だと思います。
しかし、自閉症の子どもにとっては学校という環境を安心できる環境へと変える必要性があると思います。
それがなければ、心身の休息ができたとしても、恐怖を感じる場所、学校へは行けませんし、行ったとしても心身はすぐに疲れてしまいます。

日本では一般的ではないと思いますが、「学校恐怖症」という診断がおりる場合があります。
何らかの心理的な要因により、学校に行けなくなること。
私が関わっている自閉症、発達障害の子ども達の中には、「学校恐怖症じゃないか」と思う子どもがいます。

インクルージョンが進み通常学級で、自閉症、発達障害の子ども達が学ぶことが一般的になっていますが、自閉症に関する理解が乏しい限り、子ども達が安心して学ぶことができないと思います。
自閉症、発達障害の子ども達が安心して学べる場を!

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