2014年6月17日火曜日

200号記念「どんな人と組むのか?」

2年目に突入したということもあり、いろいろな人や組織から「一緒にやろう」という声をかけていただけるようになりました。
お金の面を考えると、良いお話もあるのですが、実際にはお断りしたこともあります。
それは、自分の中で大切にしている考え方と、相手の方の方向性が異なっているからです。

私は自閉症の人たちを「かわいそうな人たち」とは思っていません。
また、私たち定型発達の人間が「手を差し伸べなければならない存在」だとも思っていません。
今までに多くの自閉症の人たちと接してきましたが、誰一人「自閉症だから、不幸である」とは思ったことがありません。
確かに辛いと感じる状況や状態の自閉症の人とも数多く出会ってきました。
でも、その原因は自閉症だからではなく、一人ひとりに合った学びや支援、周囲の理解がなかったことが不幸である、と考えています。

自閉症の人たちは、自閉症であること自体が決して不幸なことではないし、私は自閉症の人たちが持つ視点や考え方は大いに活かすべきものである、と考えています。
ですから、決して「助けてあげよう」などという気持ちはなく、どうしたら自閉症の人たちの視点や考え方を活かし、社会に還元できるのか、ということを考えています。
その一つの行動として、自閉症の人たちの学ぶ機会を提供したい、という考えのもと、てらっこ塾は歩みだしました。

「公的なお金を受けたら良い」というような助言をいただくこともあります。
でも、私自身にその考えはありません。
何故なら、自閉症の人たちのユニークな視点や考え方に応えていくには、柔軟性が最も大切だから。
公的なお金をもらうということは、制限が加わることを意味します。
みんなから集めた税金を自由に使うことはできません。
私は安定よりも、自由と柔軟性を手にしたいと思います。

「自閉症の人たちの視点を活かした地域づくり」を目指す人たちとは一緒に仕事をしていきたい、と思います。
現在、どんな分野であっても、発達障害についての知識は必要です。
いろいろな人や機関とお互いの長所を活かしたコラボレーションを目指していきたいです!

今回で200号となりました。
いろいろな方たちに「読んだよ」と声を掛けてもらい、いつも有難く思っています。
応援して頂いているみなさま、本当にありがとうございます!
ブログの号数が増えることと比例して、地域のみなさまに恩返しできることが増えていくことを目指しています☆

2 件のコメント:

  1. 娘の障害がわかったとき、親として「支援」していこうと思いました。診断から7年がたち、「支援」とは単に「助ける」ということではなく 娘の様々な能力を生かしていけるよう、世間に働きかけるという意味合いのほうが強い気がします。この7年、娘から多くのことを学びました。娘の物事を見る視点は新鮮・斬新で、私にはないものです。「共に生きる」を実感してます。

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    1. 白崎の母さんへ

      自閉症の人たちの能力や才能を、地域や社会の人たちに伝えていくことも大切ですね。
      自閉症の人たちのことを知ってもらえれば、きっと彼らの輝きに気づいてもらえると思っています。
      現在、自閉症の人と関わり、彼らの輝きを気付いている人たちが、世間に働きかける役割があると思います。
      今後も一緒に「共に生きる」社会を目指していきましょう!!

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