勝負の3年目突入!

「まったく仕事がなくても、3年間はやり通す!」と言って始めたてらっこ塾も、本日で3年目を迎えます。
いつも変わらず応援していただいている皆さま、本当にありがとうございます。

この3年目は、起業当初より"結果"にこだわる1年と決めていました。
お蔭さまで、利用してくださる人数は右肩上がりに増えていますが、私の重視する結果は、利用者数ではありません。
利用してくださった人たちが、私を必要としなくなった人の数です。

私が目指す理想の支援は、支援者を必要としなくなる支援です。
つまり自分自身で心身を整えることができ、どんどん成長していける姿を目指しています。
そういったことが身についていけば、以前は高くて乗り越えられなかった困難も、自分が大きくなることで低く感じ、自らの足で乗り越えられていくようになると考えています。
最低でも"私がいないと成長していけない"という支援だけは絶対にやらないと決めています。

支援者がその人の人生を左右してはいけないと考えています。
あくまで、その人の人生は、その人のものです。
私がその人の人生に影響を与えることがあるかもしれませんが、人生の選択肢はその人の手の中にあるべきです。

藁をも縋る思いで電話を掛けてきてくださる方が多くいます。
そういった方々は、"今"、困っています。
支援者の力が必要なときには、全力で手を差し伸べ、解決したあとには心身の整え方と成長の仕方を教えます。
そして、私の支援を必要としなくなっていってもらいたいのです。

現在、定期的に関わっている人たちの中にも、自分自身で心身を整え、成長できる段階まできた人がいます。
就職まで、あと少しのところまできた人も数名います。
是非、就職し、独り暮らしを始めたあと、「もう大久保さんはいりません」と言ってもらいたいです。
私をどんどん踏み台にし、自分の人生へと高く飛びだっていってもらうのが夢です。
もちろん、困ったことや相談したいことがあったときには、変わらずサポートします。

プロ野球界で名将と呼ばれている野村克也氏が、ヤクルトの監督時代、「1年目に種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」と言い、実際に3年目で優勝させました。
私の場合、優勝はないですが(笑)、1年目には種をまいて、2年目には水をやってきたつもりです。
ですから、3年目は"結果"にこだわっていきます。
どれだけの人が、私の支援を必要としなくなり、自分自身の足で歩んでいけるようになるかが楽しみです。
「支援を必要としない支援を目指す」という理想を高く掲げ、3年目も頑張ります!!

コメント

  1. 「頑張れ、てらっこ塾ヽ(`⌒´)ノ」。私達親子に新たな活動の場が広がりつつあります。娘は「うれしい変化」に体調がなかなかついていけず、苦戦しながらも活動しています。ひとつ成し遂げるたび「疲れた・・・」といって寝込みますが、得たものは大きいらしく、これからの活動への自信につながっていると思います。T君と同じように、自分の「こんなふうに生きていきたい」に向かって、確実に歩みだしたような気がします。支援機関の皆様をはじめとして、まわりの人達とのつながりのありがたさ・大切さを、身にしみて感じている今日この頃です。

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    1. 白崎の母さんへ

      励ましのメッセージをいただき、ありがとうございます。
      昨日よりたくさんの方たちからメール等でも、同様の激励のメッセージをいただき、大変うれしい気持ちでいっぱいです。

      私も、娘さんが変わってきていると感じることがあります。
      今は支援者の手を借りることが必要かもしれませんが、いつかご自身の足で自分の人生を歩まれる日がくることをお母さん同様、願っています!

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  2. てらっこ塾のお誕生日おめでとうございます。
    たくさんの芽が花咲くと良いですね。

    私は世界自閉症啓発デーの実行委員で
    アート展を担当していて
    忙しい毎日でした。
    連日たくさんの方々にご来場いただきました。
    私の娘はアートの才能が全くありません(^_^;)
    自閉症=アーティスティックな方々と思われるのもちょっと違うかなと思いますが
    どの作品も素敵でした(^-^)

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    1. harepaniさんへ

      バースデーメッセージをいただき、ありがとうございます♪
      そして、harepaniさん、自閉症啓発デーの実行委員、お疲れ様でした。
      アート展は来場者が多かったようで、一般の人たちも自閉症の人のことを知るきっかけになったのなら嬉しく思います。

      ご指摘されているように、自閉症=アーティスティックな人たちというわけではないと思いますので、知的障害を持たれた方、芸術面以外の特技を持たれた方、一般企業で働いている方などにも、スポットライトが当たれば良いと思います。
      また妊婦さんなどにも自閉症について知ってもらえれば、もし我が子が自閉症だった場合、すぐに気が付いたり、自分自身や子育ての仕方を責めなくなるのかな、とも思ったりします。

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