所属なし!しがらみなし!!

私の強みはどこにも所属していないことだと考えています。
どこかに所属していると守ってもらえたり、助けてもらえたりします。
しかし、その一方でその所属する組織の意向が自分の行動に影響しますし、大なり小なりの制限も出てきます。
所属がないということは、すべて自己責任という部分もありますが、それよりもしがらみがなく、誰とでもつながっていける、協力していけることが強みだと感じています。

これからの仕事は『つながり』がキーワードになると思います。
今までのように、同じ業種や組織の同じような考えを持っている者同士では、新しいものが生まれていかないと思います。
一人ひとりが持っている特徴や長所を結び付け、新しいものを生み出していく。
必要な部分、お互いがプラスになる部分、興味や考え方が同じ部分など、部分的なつながりによって柔軟に動くことができると考えています。
大きな組織や団体、行政が中心に行ってきた障害者支援の行き詰まりも、このような考え方が打破していくのではないでしょうか。

お年寄りと障害を持った人たちが結びつくと何か新しいものが生まれるかもしれません。
家を貸したい大家さんとつながり、障害を持った人専用のアパートだったり。
新聞やテレビ、ラジオとつながり、障害を持った人自身が記事を書いたり、番組に出演したり。
企業、農業、観光、行政、職人、留学生と障害を持った人たちがつながり・・・。

今まで一般的ではなかったつながりが、新しい価値観を生み出し、障害を持った人たちの就労や支援サービス、地域資源を作っていく可能性があると思います。
地域のいろいろな人たちつながり、お互いがプラスになる活動を通して、障害を持った人たちの生活の質の向上を目指していきたいと考えています。

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