魅力的な特別支援教育

特別支援教育を受けていることが羨ましがられる・・・
こんな時代が来ないかなと、私はひそかに楽しみにしています。

個人のニーズに合わせて、目標や方法、環境が変わっていく教育。
そんな教育ができたら、魅力的ではないでしょうか?

現在の特別支援教育では、普通学校と比べて多くの教員が配置されています。
また、特定の教科や教育内容が厳密に決まっているわけではありません。
教える内容と方法も子どもの実態に合わせて行うことが求められています。
このように、一人ひとりに合わせた教育を行える可能性を持っているといえます。

近い将来、普通学校に通う子どもが
「特別支援学校に通う子たちは、僕たちのように決まった教科書で勉強しないで、自分たちが勉強したいことをたくさん勉強できるんだ。羨ましいよな~」と言う日が来るかもしれません。
私は、普通学校に通う子どもに対しても、基礎学力から上は、個人が好きなことをとことん学べるようにした方が、子どもたちの興味関心の目を摘まずに可能性を広げていけると考えています。

教えることが先に決まっているのではなく、一人ひとりの子どもに合わせて教えることが決まっていく特別支援教育。
 そのような意味での特別支援教育を実現するには、更なる専門性の向上と教育システムの変化が必要だと考えています。

一人一人の"特別"なニーズを"支"え"援"助する"教育"
このような個人の学びに寄り添える教育が、すべての子どもたちの未来をますます輝かせるのではないかと私は考えています。

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