資質を開花させる!

最近、頭痛が数日続いていました。
でも、従業員は一人ですし(笑)、待っていてくれる人がいるので、休むわけにはいきません。
移動中は頭痛を感じるのですが、本人に会ってセッションが始まると、さっきまでの頭痛が嘘のように消えてなくなります。
そして、セッションを終えると、行きよりも、ちょっとだけ頭痛が軽くなるというのを数日、繰り返していました。
お蔭さまで、今はすっかり頭痛は良くなりました。

この現象を自分なりに考えてみました。
どうして、セッションのときは元気になるのか?
その答えは、「自分の資質に合ったことをしているから」というものでした。

私には4つ離れた弟がいます。
子どものときは、その弟に何かと教えまくる弟からしたら面倒くさい兄でした。
そして学校でも、クラスの友だちに勉強やスポーツを教えてばかりいました。
今、思い返せば、教えるのが好きというよりも、できるようになる、成長する姿を見るのが好きだったように思います。

「人に教える」ということを誰かにやりなさいと言われたり、教わったりした記憶はありません。
ですから、私の性分、資質として自然に、そして好んでやっていたことだと思います。
そうなると、冒頭の最近の頭痛のエピソードとつながります。

私が行っている仕事は、人の成長を見ることのできる仕事です。
その人の成長を感じられると、ハッピーな気持ちになりますし、元気になります。
つまり、私は仕事をしながら、自分の資質に合致したことを行い、どんどん元気になっているのだと思います。
自分の心と向き合い、心の芯からやりたいことを形作ったのが「てらっこ塾」ですので、そういった意味でも自分の資質を開花させ、活かしていることにつながっているのだと感じます。

給料の良い仕事や有名な仕事に就くことが素晴らしいのではありません。
自分の資質を開花させ、それを社会に還元することが素晴らしいのだと思います。
それはお金や仕事、サービスということだけではなく、ボランティア活動や身近な人の気持ちを癒したり、元気にしたりするのも同様です。

与えられる「より良い社会」ではなく、自分たちの手で変える「より良い社会」。
そのために、一人ひとりの資質を開花させ、その人の人生に素敵な花を咲かせるような活動を行っていきたいと思います。

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