自閉症の人たちとの関わりが楽しくなるには

「まずは行動してみよう
行動して失敗したら、別の方法に変えれば良いだけさ!」

私はこのようなアメリカ的な考え方が大好きです。

どちらかというと私は完璧主義なところがあり、
自閉症の人たちに対する支援も
たくさん準備し
たくさん頭の中で模擬練習をし
細かいくらい確認し
そして、結果がうまくいかず落ち込む・・・(涙)
といった若い頃でした。

でも、うまくいかなかったことは、
これも支援した人の貴重な情報であり、
なぜ、うまくいかなかったのかを考えることは支援の質の向上につながってく。
このように考えられるようになると、ますます自閉症の人たちの支援が楽しくなりました。

ある自閉症の人に合った方法が、別の人に合うわけではありません。
どんな頭の良い大学教授も
長年、自閉症支援に携わってきた専門家も
自閉症の診断ができる医師も
最初から完璧な支援はできないと思います。

支援する人のことを知り、
いろいろな方法を試しながら、
この人に合ったオリジナルの支援方法を見つけていく。

1度や2度の支援の失敗が即すべてをダメにすることはないと思いますよ。
もっと気楽に自閉症の人たちと関わって、支援を楽しめる人が増えたらいいなと思ってます。

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