tag:blogger.com,1999:blog-3046685675153959976.post1459981486853741641..comments2023-06-12T13:28:09.124+09:00Comments on てらっこ塾瓦版: ただ単に努力不足、経験不足大久保 悠 / てらっこ塾代表http://www.blogger.com/profile/08104775551092476851noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-3046685675153959976.post-79811176032153370982017-05-27T14:06:05.696+09:002017-05-27T14:06:05.696+09:00taimyumachineさんへ
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
『あや...taimyumachineさんへ<br /><br />貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。<br /><br />『あやまるのは親の覚悟、社会へのチャレンジは本人の成長課題』<br />まさにその通りだと思いました。<br /><br />実際に謝る場面に遭遇するかどうかは別として、最初から「謝りたくない」という姿勢の親御さんがいますね。<br />「何かあったら、私が責任取ればいいんだし、一緒に謝ればいいんだし」という覚悟がある方は、どんどんお子さんを社会の中に出していき、そこで貴重な体験をさせています。<br />これまたよくある相談で、「じゃあ、実際に社会の中で…」というと、「それは無理かもしれない」「何か問題起こしたら困る」「パニックになったらどうしよう」と言い、実践の場に出ていくことを拒否される親御さんが多いです。<br />結局、何かあったら責任をとるという覚悟もなければ、とにかく問題を起こさないでほしい、起こさなければそれでOK、という考え。<br />これでは、ずっと親元から離れられませんし、将来の選択肢、可能性は狭まるばかりですね。<br />このような自立の芽を摘むようなことをしている一方で、「社会の理解ガー」って、そりゃないだろ、って思います。<br /><br />青いお祭りは、「自閉症の理解を」と言っているわりに、当事者の方が参加していませんし、限られた、主催者の主張をそのままオウム返ししてくれる人しか出しません。<br />当事者の方にスピーチさせるのも、事前にチェックが入るなんて、おかしな話です。<br />これでは、一般の人には偏った情報しか伝わらず、「辛いのは分かったよ。でも、私は関わりたくない」といった感想を持つのが自然です。<br />結局、当事者の顔が見えないのに、知識と情報、それも偏ったものばかり伝えられても、啓発なんかになるはずはないのです。<br />一般の人は、誰も積極的に自閉症の知識を得たいとは思っていませんね。<br /><br />一番の啓発は、社会の中で共に生きる、ということ。<br />そのためには、幼いときからきちんと経験を積み重ね、自分のことは自分でできるように学び、成長していくことが必要ですね。<br />そういったことが身についていない人は、いくら周りが理解しようとも、社会に出ることはできませんから。<br />息子さんが病院の厨房で一生懸命働き、共に働くスタッフ、その姿を見た人から理解の輪が広がっていく…これこそが本当の啓発活動ですね!<br />新しい職場が、息子さんの「活躍の場」になることを応援しています!!大久保 悠 / てらっこ塾代表https://www.blogger.com/profile/08104775551092476851noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3046685675153959976.post-59011400861048490982017-05-26T21:26:13.349+09:002017-05-26T21:26:13.349+09:00 共感しました。事例提供させていただきたいと思います。
我が家の自閉症息子(23歳)には、できそう... 共感しました。事例提供させていただきたいと思います。<br /> 我が家の自閉症息子(23歳)には、できそうなお手伝いはどんどんやらせて、「ありがとう」「助かったよ」と言って育ててきました。で、養護学校から施設にかけて、実習もたくさんさせていただいて、本人も「仕事したい」というので、「どんな仕事がいいですか?」「今まで経験した中で何がいいですか?」と聞くと「なんでもやります!」と言うので、的がしぼれないということはありました。でも、今年、そのモチベーションを保ったまま、パートですが、いまの病院の厨房の仕事に就職できました。<br /><br />〉臆病な家族に、ギョーカイ支援者が、本人が得ようとする経験に待ったをかけてきた、<br />〉そんな姿が見えるのです。<br /> 経験不足については、私も話させていただいています。親や支援者が、この子はできないと決めつけてやってあげてしまうから、本人はやってもらうのが当たり前になっている。「できないんじゃなくて、経験したことがないだけのことが多いんです」と。<br /><br />〉障害云々に関わらず、同世代の子たちと同じような教え、経験、頑張るところは頑張ら<br />〉せる、としてきた親御さんの子は、一般就労している人が多いです <br /> この「頑張らせる」「努力させる」ということについては、お手伝いに「ありがとう」と言ってきただけで、それがモチベーションを高めて、おそらく本人は頑張ったとか努力したとかという意識はないように思っています。頑張ってやったのではなく、ほめてもらうことがうれしいのでやりたくてやった、という感じでしょうか。<br /> 「仕事」というと、「ほんとはやりたくなくても、やらざるを得ないもの」という職業観があるような気がしますが、息子にとっては、「自分が活躍する場面」として捉えていると思われます。<br /><br />〉丸投げする親御さんは、親御さん自身が努力しようとしない<br /> 私は、「うちの息子の一般就労はムリ」という空気を醸し出す養護学校教師に「この子は練習すればできます」という実績を作って見せつけようと思い、練習させて、ひとりでバスを乗り換えできるようにしました。卒業後、息子の就労に乗ってこない施設職員に、路線バス-ローカル線-新幹線-ローカル線-路線バスで、3時間かけて約100㎞離れた家と施設のグループホームを、自力で行き来できるように練習しました。<br /> 学校や施設が協力的でないなら、「こっちで、できることをやります!」って。<br /> 私も、親に対して「学校任せ、施設任せ」にしないようにと言っています。任された側は、「預かっていればいいだけか」ということで、預かり保育や固定資産化になってしまうと思います。<br /><br /> 「社会の理解」については、それを認識した人が、自分が利用するために必要なところ、レストランでもホテルでも交通機関でも役所でも不動産屋等々でも、繰り返し、不自由しているところをアピールしていくしかないと思います。1回だけ挑戦して、「ひどい目にあったブツブツ…」と言って「もう行かない」となれば、「なんか対応考えた方がいいのかなぁ」と思ったのがそのうち「それきり来ない特殊事例みたいだからいっか」となってしまいます。それでは、世の中は変わりません。<br /> 理解を得るためには、相手が理解するように努力するしかないわけで。その努力がイヤなら、社会の理解がなくても障害息子が社会をわたれるようにするしかないわけで。<br /> でも、「自閉症を理解してください」といくら説明しても、自閉症の人を見たことない相手に伝わるかどうか。私は、それができるのは本人しかいないと思っています。<br /> 本人が、社会というか人混みの中で、一般の人に理解不能の行動を起こしたときに初めて、それを見た人が問題意識を持つわけで、そこでどういう演出をすれば効果的か? と考えればいいのかな?と。<br /> 私の考えでは、説明よりは本人を見せるのが先。だから、本人を社会に出して、必要な場面があれば説明に行く。さらに必要なら謝罪する。<br /> あやまるのは親の覚悟、社会へのチャレンジは本人の成長課題。taimyumachinenoreply@blogger.com