2016年6月28日火曜日

体力作りの前に、ラクな身体を作りましょう!

函館マラソンでは、多くのランナーの背中を見て走りました。
すると、走り慣れている人と、そうでない人の違いがわかるんですね。
速い人、走り慣れている人って、全然力みを感じないんです。
終盤になってしんどいはずなのに、身体はリラックスしている感じです。
そして、軸がまっすぐでブレない。
一方、走り慣れていない人は全身に力が入っていたり、傾いていたり、身体の上下左右の動きが多かったりしていました。
経験の浅い私から見ても、「これでは最後まで走り続けられないな」と感じる姿でした。

こういったランナーの走る姿を見ていて思い浮かべたのが、時々、出くわす特別支援学校の子ども達の姿です。
働くための体力作りの一環で、ランニングしている学校は多いですね。
平日でも時間を見つけて私もランニングをしていますが、そんなとき、彼らと一緒になることがあるんです。
軽快に走っている生徒さんがいる一方で、しんどそうに走っている生徒さんが多いんですね。
そんな生徒さん達の姿を見ると、身体の力みや傾き、ブレがあります。
これじゃあ、長く走ることはできないし、このランニング自体、とても辛い活動になっていると感じます。

ランニングをして働くための体力作りをするのは良いと思うのですが、その前に走れる身体作りをした方が良いと思うんですね。
力んだり、傾いたりする身体のまま走っても、心肺機能は向上するかもしれませんが、身体はしんどいままです。
こういった身体では、就職したとしても、その日の仕事で疲れ切ってしまう可能性があります。
だって、身体にエネルギーをとられてしまうのですから。
余計な力みがなく、リラックスして動かせる身体の方が、働くことにエネルギーを注ぐことができるはずです。

子ども時代にしんどいと思った活動って、大人になってからやるかって言ったら、強制されない限り自分からはしないと思うんですよね。
しんどそうにランニングしていた生徒さん達は、大人になったら、きっとランニングしないと思います。
だったら、しんどい身体のままで走らせて体力をつけるよりも、就職後も、生涯に渡っても活きていくようなラクな身体を作る方に時間をかけた方が良いと私は考えますね。
別にハーフマラソン完走できなくても、ほとんどの仕事は続けられますので。
それよりも、身体に多くのエネルギーを使わなくて済むような弛緩できる身体の方が、長く働き続けられると思います。
働く=体力をつける=ランニングという発想は、もう時代遅れだと言えますね。
体力作りの前に、ラクな身体を作りましょう!

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