2016年1月28日木曜日

それって性格が悪いんじゃなくて、表現がヘタなだけじゃないかな

自閉症の人は、誤解を受けることが多いですね。
上から目線の発言だったり、ぶっきら棒な言い方だったりして。
それを受け取った側は、「なんて傲慢な奴だ」とか、「逆ギレすんじゃないよ」とか、その人の人格とくっつけて解釈する。

こういった人の中には、未学習や誤学習、独特な世界の切り取り方をして、実際に態度も傲慢な人もいたり、ぶっきら棒な振る舞い方しかできなかったりするような人もいますね。
積み重なって、いびつな人格形成をしてしまったみたいな。
でも、多くの自閉症の人は、表現が下手くそなだけで、受け取る側が思っているような人格の人って多くないと思うんです。
単純に、表現力が乏しいという話。
つまり、勉強不足、テクニック不足ですね。

例え、よじれた人格だったとしても、頭の中で、どんなことを思おうとも、不適切な言葉を使おうとも、問題はないんです。
でも、口に出した時点でアウト!
だから、人格を直そうとしても難しいので、言葉を直していくんですね。
上から目線の表現ばかりなら、相手にそのように受け取られないような表現を学ぶ。
ぶっきら棒な表現ばかりなら、丁寧語を学んでいくっていうのも支援のアイディアです。

自閉症の人たちと接していて、あまり彼らの内面とくっつけて支援を考えない方が良いと思うんですよね。
内面は、自閉症の人だろうが、定型の人だろうが、変わりませんよ。
「あいつは嫌な奴だ」「困った奴だ」なんていう言葉も耳にしますが、単純に言い方の問題では、表現の問題では、と思うことは多いですね。
まあ、どっちにしろ、内面は変えられませんし。
表現力が向上すれば、誤解を受けることが減るな、と思えば、そこから取り組みますね。
「身につきやすいところから身につける」
「治しやすいところから治す」
は自閉症支援の基本ですから。

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